ご意見やご質問はこちらから⇒●●●

  

2024年01月27日

無料ブログは大いに便利で大いに助かるが・・・

 無料ブログは大いに便利で助かるが、投稿を怠っていると、様々なコマーシャル画像が放り込まれる。

 それはそれで当然の約束とはいえ、ときに極めてエッチなものが混じるので、顔が青くなってしまう(泣。

たまには、応援のクリックお願いします!日本ブログ村へ
【関連する記事】
posted by ヒゲジジイ at 09:07| 山口 | ちょっと憂鬱な話し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月26日

インフルエンザワクチンで却って感染しやすくなる事例は意外に多い

 昨今、新型コロナ感染よりも、インフルエンザに感染する人が多く、その多くは子供さんたちが学校などで集団感染により、家庭に持ち帰って、大人も感染するケースが目立つ。

 感染予防には、例によって馬鹿の一つ覚えのように、ワクチン接種を奨励されるのが通例だが、一説には接種者の3割くらいは却って悪玉抗体が増えるといわれる。

 それゆえだろう、実際にインフルエンザワクチンを接種した年に限ってインフルエンザに感染するので、二度と接種は御免で、接種しなくなってインフルエンザに罹らなくなったと述懐される人は珍しくない。

 あるいは接種後に、却って微熱が一ヶ月以上続いたとか、接種した年は、却って体調を崩すなど、その弊害は意外にも枚挙に暇がない。

 インフルエンザや新型コロナにしても、ワクチン頼みにするよりも、自然免疫の向上を目指すべきで、手前みそながら、漢方による優れた方法があるのだが、それを実際に利用される人は、自費という壁が、人よっては高過ぎる場合もあるので、皆に推奨するには気が引ける。
たまには、応援のクリックお願いします!日本ブログ村へ
posted by ヒゲジジイ at 21:44| 山口 ☀| 風邪やインフルエンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年09月14日

中医学上の鬱金(玉金)と姜黄と日本の健康食品「ウコン」の錯誤問題について

 中医学では繁用されながら、日本国内では比較的流通量の少ない中草薬に「鬱金(うこん)別名:玉金」がある。

 性味は辛苦寒で、帰経は心・肺・肝・胆と作用領域が広く、効能については、@活血止痛・A行気解鬱・B清熱涼血止血・C清心開竅・D利胆退黄など、単味でこれほど多方面の効能を持つ中草薬も珍しい。

 ところで、中医学における鬱金は、日本国内で「ウコン」の名で流通している健康食品類とは別物である。日本市場の「ウコン」は原植物名をあてたもので、中医学では「姜黄(きょうおう)」に該当する。

 中医学上の鬱金は日本の植物名における[1]ウコン(中国の植物名では姜黄)や[2]ハルウコン(中国の植物名では鬱金)または[3]ガジュツ(中国の植物名も莪朮)類の塊根である。

 いっぽう、中医学上の姜黄は[1]や[2]の根茎を指しており、これこそが日本国内における「ウコン」の名の市販品(健康食品類)に該当する。

 また[3]の根茎は中医学・日本市場ともに莪朮(がじゅつ)である。

 以上のように、中医学上の鬱金と姜黄の違いは、決して植物の品種の違いではなく、主には同一植物における薬用部分の違いなのである。

 なお、中医臨床においては鬱金類の効能の特徴にもとづいて「広鬱金」と「川鬱金」の二系統に分類して使用され、前者は行気解鬱に長じる[1]の塊根であり、後者は活血化瘀に長じる[2][3]の塊根である。

 ところで、広鬱金[1]の主産地は四川省であり、川鬱金[2]の主産地は浙江省であるから、川鬱金の「川」を四川省の意味に取ってはならないのだが、「中薬材」関係の書籍では[1]の主産地が四川省であることから、広鬱金であっても川鬱金と称することが多いので、決して混同してはならない。

 中医学における鬱金の適応領域は多岐に渡っており、肝臓・胆嚢・胃腸・脳血管・心臓・肺臓・泌尿器系・婦人科系などの各種疾患、および各種の出血証に対する要薬であるだけに、日本の健康食品類のウコンと混同を避けるために、鬱金の別名である「玉金」と称したほうが無難である。

 日本市場のウコンは中医学における姜黄であり、玉金とは寒熱が相反し、効能もかなり異なっているので、混同して用いてはならないのである。

たまには、応援のクリックお願いします!日本ブログ村へ
posted by ヒゲジジイ at 14:54| 山口 ☔| 中草薬学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年09月07日

利水滲湿薬「猪苓」の補益性について

 利水滲湿薬は水道を通利し、水湿を滲出除去(滲み出させて除去)する薬物である。

 淡味の薬物が多いので淡滲利湿薬とも称し、服用によって小便が通暢して排尿量が増加するので利尿薬とも呼ばれる。

 代表的な薬物に茯苓・猪苓・沢瀉・ヨクイニンなど、日本の漢方でもお馴染みの薬物が多い。
 
 これら淡滲利湿薬のなかには補益性を有するものがあり、なかでも甘淡の「白茯苓」は利水滲湿・健脾補中・寧心安神の効能があり、甘で補い、淡で滲湿し、利水滲湿と同時に補脾益心の効能がある。

 したがって、白茯苓は正虚邪盛(脾虚湿盛)の病態に不可欠であり、作用の穏やかな扶正祛邪の薬物として、中薬学における一般常識となっている。

 ところで、不思議なことに茯苓と同じ甘淡の「猪苓」については、補益性が否定されおり、このことは現代中薬学の大きなミステイクの一つであると愚考している。
 
 神農本草経には「久服すれば身が軽くなって老いに耐えるようになる」と述べられている。

 さらには、清代の名医葉天士は「猪苓の甘味は益脾する。脾は統血するので猪苓の補脾によって血が旺盛となり、老いに耐えるようになる。また猪苓の辛甘は益肺する。肺は気を主るので猪苓の補肺によって肺気が充実して身は軽くなる」と解説している。

 このように、猪苓には単なる利水滲湿の効能のみならず、茯苓と同類の脾肺を補益する効能がある訳で、近年特に注目されている抗癌作用も考えあわせれば、もっと広く活用されてしかるべき薬物である。

たまには、応援のクリックお願いします!日本ブログ村へ
ラベル:猪苓 白茯苓
posted by ヒゲジジイ at 21:35| 山口 ☀| 中草薬学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月24日

五臓の損傷は極まると必ず腎に波及する

 他臓の病変が腎に波及することは臨床上、大変よく見られることであるが、張景岳が述べた「五臓の損傷は極まると必ず腎に及ぶ」というのはこのことを指している。

 五臓の損傷が最終的にはいずれも腎に及ぶ理由は、気血陰陽の生化・輸運に直接関連している。

 気について言えば、肺は呼吸を司り清気の摂取を主る。

 脾は運化を司り穀気の生化を主る。

 腎は元気の根本{「先天の精」を蔵する}で生命活動の源泉である。

 元気は「先天の精」より生じ、元気を持続するためには常に「後天の精」による補充を必要とする。

 すなわち清気・穀気・精気{元気の根本である腎の精気のこと}の三者が合して元気となり、三焦を経由して五臓に輸注し、最終的には五臓の機能活動の動力源となる。

 このため肺・脾の気が虚すと元気が衰え、最終的にはいずれも腎の気化機能に影響して腎気虚損を引き起こすことになる。

 血について言えば、心は行血し、肝は蔵血し、血は腎が主る髄から化生する。心・肝の血が消耗すると腎の主る骨髄に波及して腎精の虧損を引き起こす。

 さらに陰陽について言うと、腎は水を主る臓であり、元陰元陽{腎陰腎陽}の根である。

 五臓は腎陰の濡潤によってはじめて正常な機能活動を行うことが出来る。

 このため、どの一臓が陰津虧損した場合でも直接腎陰を損傷することになる。

 五臓はまた腎陽の温煦を必要としており、それによってはじめて気血津液の生化輸泄・昇降出入を全うすることが出来る。

 このため、どの一臓の陽気が虧損した場合でも直接腎陽を損傷することになる。

以上、主として陳潮祖著「中医病機治法学」中の腎系統の発病の原因に基づく

 現実的な問題として慢性疾患が長期に渡ったため腎に影響が及んでしまった症例は臨床的によく見られるもので、以上の論述も中医学においてはかなり常識的な見解であるから十分に理解しておく必要があろう。

 また、この点についての見解では張瓏英先生著作の「臨床中医学概論」(自然社発行、緑書房発売)にも各所で具体的に述べられており、実際の臨床における治療指針となる論述が多いので、是非参照されたい。

補足: 腎精は常に水穀精微(臓腑の精)により、精(体内貯蔵栄養物質)として補充され、そして貯蔵されるものである。

たまには、応援のクリックお願いします!日本ブログ村へ
posted by ヒゲジジイ at 06:56| 山口 ☁| 中医学基礎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする