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2005年09月30日

医療用の漢方として盛んに宣伝される内容は?

テレビを見る暇もない毎日だから、詳しくは知らないが、所属している漢方関係の団体?からの投稿メールを見ての感想である。

大手の医療用漢方製造メーカーさんが、TVや新聞で、漢方のイメージチェンジ運動をされているとか?!

「漢方薬は医者に処方されることが正しい・・・これからの漢方、それは医療用のクスリです」

といった宣伝文句だそうだが、理想としては、まことに正しいし、ご尤もだと同感するものである。

しかしながら、現実は、医師の漢方で、信頼のおける造詣の深い先生方が、どれだけいらっしゃるというのだろうか?

小生の薬局では、患者さん達が、病院で漢方薬をだされたが、一向に効果がない。
病院でも漢方を出すくらいなら、専門家のところへ行くべきだ、と決心して参りました、とおっしゃって、来局される方が、後を絶たない。

もらっていた漢方処方を見ると、漢方専門医となられている先生方でも、本当に専門医さんですか、とお伺いしたいような方剤が出されているので、いつも驚いている。

日本全国には、漢方に造詣の深い医師の先生方がたくさんいらっしゃることは、漢方や中医学の専門雑誌・書籍類で、よく知っている。

ところが、地方都市になると、なかなかそういう先生方がおられるとは思えない。

正直言って、とんでもない方剤を出されているのを目撃することばかりが多く、日本の医療を担う先生方の漢方レベルの底上げが望まれるばかりである。

当方とて、身内に医師が多いので、あまり批判的なことは言いたくはないが、医療用漢方メーカーさんの勧める方剤を単に使用してるだけだ、という医師も多いと聞いている。

実際に身内の医師も、勤務先の病院で、顔を合わせるたびに、補中益気湯を使用するように、勧められているという。

「補中益気湯もう一本運動」でもあるんだろうね、きっと、と笑っていた。

第一、医療用漢方の医師に対するアドバイスが、ほとんど日本漢方というか、西洋医学化漢方というか、五行学説もなければ、弁証論治も無い世界だそうだ。

日本漢方特有の、パターン認識すら、あやしい、といわれる。

ナンなんだろう?
タグ:漢方医
posted by ヒゲ薬剤師 at 21:37| 山口 ☔| 漢方薬に無知な医師達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月24日

患者と家族の板ばさみに類似したご苦労は、大病院に勤務する医師こそ、シバシバとか

以前投稿したカテゴリ「患者と家族の板ばさみ」の記事を見た医師の愚息に言われてしまった。

僕等の方が、もっとひどい経験は、再々のことダヨ、っと。

長い闘病期間中には、何の音沙汰も無かった親族が、いよいよの時にやって来て、騒ぎ立てるものだから、身近な家族の方が、何とか止めてくれて、ホッとしたことが最近もあったばかりだが、お互いに疲れきった家族がかばってくれたので、直ぐにおさまったが、一番困難を覚えるのは、やはり、本来はもっと早く会いにやって来ておくべき身近な家族が、いよいよになってやって来て、攻め立てられる時が、一番辛いし、腹も立ってくると言われる。

結局、自分等の不人情を、彼らは医師を攻め立てることによって、これだけ親身に心配している、というポーズをとらざるを得ないのだろう、と皮肉な考えも、持たざるを得ない、という意見では、まったく一致した。

人間って、きれいな部分も、きたない部分も、親族、あるいは家族の生死に関わる時には、本当にモロダシになる、ということか。

いよいよになって、医師を攻め立てる家族、あるいは親族の気持は充分理解出来ない訳ではないが、日頃、見舞いにも来なかったような連中に、いよいよになって騒ぎ立てる人が多いのは、事実のようで、それは当方でも同様のことだった。

いずれにせよ、第一線の医師たちは、それらの困難に落ち込みながらも、不眠不休で頑張っている、という現実は、直視する必要がある。

戦後に、家族制を崩壊させ、何でもどこかの国のマネばかりして来たヒズミが、こんなところに出てきたのかもしれない。
タグ:憂鬱
posted by ヒゲ薬剤師 at 08:05| 山口 ☔| ちょっと憂鬱な話し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月22日

問題の多い漢方処方の指名客

漢方薬の処方名を指定して来られる方は、あとを絶たない。

ほとんどの場合、お断りである。

すでに服用中のものなのか?誰が配合を決めたのか?専門家と相談したのか?

などなど、このような質問を嫌がる方も多いが、シロウト療法だった場合には、問題が発生しやすいので、確かめざるを得ない。

本日あった例では、かなり遠方の所へ、写真まで送って相談したのだという。

それなら、どうしてそこで出してもらわないのだろう。

もしも合わない配合だったら、こちらが困る。

配合を見ると、よほどの名人か、あるいはドシロウトの両極端の、いずれかとしか思えない、寒薬主体の方剤と、温薬主体の方剤の2種類である。

しかも、傷寒論と金匱要略の方剤の構成を考えると、中医学的な弁証論治による配合とも思われない。

結局、

「そこまで熱心に相談されてアドバイスを受けたものなら、たとえ遠方でも、そちらさんで求めて下さい」

ということで、お引取り願った。

礼儀というものがありそうに思うのだが。

つまり、相談に乗って下さった相手の先生に対する礼儀こそ、真っ先に重視してしかるべきものではないのか?

また、その後の経過や、配合調整などのこともあるのに、今後のことをどう考えているのだろう。

こういう人たちに限って、効かなかったり、多少でも副作用的なものが生じれば、直接販売した当方に、強い苦情が舞い込んでくることは、目に見えている。

まったく理解に苦しむばかりだ。
posted by ヒゲ薬剤師 at 09:14| 山口 ☔| ありがた迷惑な依頼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月18日

急性膀胱炎をおこした患者さんに漢方専門医が処方した漢方薬

少し遠方のおなじみの患者さん。

中年女性が、急性膀胱炎になった。

いつもなら、常備している猪苓湯製剤が見当たらない。

近くの医院に、「日本東洋医学会認定漢方専門医」を院内に掲示されているのを思い出し、駆け込んだ。

日頃から、補中益気湯系列や葛根湯系列の方剤がよく合っている方。

たまに起こす膀胱炎は、猪苓湯製剤と白花蛇舌草の併用で、すぐによくなることが通例であった。

しかしながら、漢方専門医を標榜される先生は、こともあろうに「竜胆瀉肝湯」と抗生物質を処方された。

後者はよいとして、問題は漢方処方である。

案の定、てきめん体力を失い、食欲不振と同時に、かえって体調を崩した。

無理をして我が薬局に直接やってこられ、いつもの猪苓湯製剤等を購入して帰えられ、直ぐに症状は軽快した。

検査の必要上、再度通院されたその患者さんは、ことの顛末を話したところ、ひどく腹を立てられ、漢方薬はもう出さないから、飲まないでよい、ときついお達し。

プライドが高過ぎるのか、患者さんの苦情もまともに受け入れないお医者様が、まだまだ多い。

漢方専門医とは、一体、どの程度の資格なのだろうか。

漢方薬の基本中の基本、シロウトでも知っている「猪苓湯」すら思い浮かばないのだろうか?

もっと、謙虚であって下されば、ここにこのようなことを書くつもりはなかったのだが・・・・・
タグ:漢方医
posted by ヒゲ薬剤師 at 12:02| 山口 ☔| 漢方薬に無知な医師達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月08日

漢方薬で調子の良い患者さんが医師に中止させられて

せっかく調子よくいっていた難病の患者さんに、どのような理由と権限あって、漢方薬の服用を中止しろなどと、主治医がそれをストップさせるのか?

悪化した場合に、アナタは責任が持てるのか。

どうせ、不治の病だからと、ご自分のプライドだけで、ことを安易に発言してないのか?

もっともらしい止めさせる理由を患者さんに告げ、これによって、しばらく漢方薬類を中止した為に悪化してしまい、あとになって患者さんが泣いて後悔し、主治医を恨むようなことになった事例は、数知れない。

実際の漢方専門薬局の経営は、難病系統の患者さんが多いだけに、悩ましいことが山積である。

上記の激しい不満は、しばしば遭遇する問題で、治療方法はありません、などと残酷なことを言っていた主治医が、漢方薬を服用していると聞いた途端、即刻服用を中止させようとする、とんでもないお医者さんがおられるのだ。

もちろん、そのような残酷な先生方ばかりではなく、漢方薬に理解と好意をもって、対応される医師が、ずいぶん増えた昨今ではあるが、それにしても、相変らず、漢方薬の明らかな効果が出ているにも関わらず、否定的に対応して、残酷なアドバイスを与える先生も、あとを絶たないのである。
posted by ヒゲ薬剤師 at 08:06| 山口 ☔| 漢方薬に無知な医師達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

調子良かった漢方を医師に中止させられた老婦人

タイトルのケースは、意外に、といおうか、案の定と言おうか、案外多い。

この平成の時代に入ってからも、漢方薬を否定されるお医者様が、まだ、あとを絶たない。

取れない微熱、慢性気管支炎や肝炎・腎炎・糖尿病・高血圧と、病気の問屋さんのように忙しい老婦人は既に80を越えた一人暮らしのしっかりした方である。

15年以上のおつきあいだろうか。

微熱は風邪を引いて以後のことで、相談があったのはかなりこじれてからだった。

かかりつけのお医者様では、治らないので。

従来の漢方薬に加えて、2種類ほどの漢方薬を加えることで、アッサリと治まった。

喜びのあまり、かかりつけ医にも、報告した。

医師は、とたんに顔が険しくなり、漢方薬は止めなさい、血液検査に異常値が常にあるのは、漢方薬が原因かもしれない、と告げられた。

常用していた漢方薬を全面的に中止して3ヶ月、体調がくずれ、微熱も再発した。

おまけに、お医者様が、おかしくなった。

その70代の医師「僕の方が、先に逝くかもしれんね」と、おかしなことを言われだしたと言う。
相当に体調を崩されておられ、廃業するかもしれない、とか。

複雑な心境の老婦人、意を決して、漢方薬を再開した。

現在は、体調もかなり元のレベルにまでは回復して、あの先生の言うことは信用ならない、長年のかかりつけ医が信用できなくなったという。

主治医をかえたのか、そのお医者様のその後はどうなったのか、聞きそびれてしまった。

当方とて、身内に医師が多いだけに、あまり医師の批判を聞きたいとは思わない。
タグ:困った人達
posted by ヒゲ薬剤師 at 08:02| 山口 ☔| 漢方薬に無知な医師達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月04日

日頃、見向きもしなかった家族が、患者さんが危篤ともなると

人情として分からぬもないが,それまでは親不孝者の典型の息子や娘達が、親が危篤ともなると、急に親孝行振りを発揮する。

それはそれで、人間の当然の「自然の情」であるから、いいことだと思うし、最もだと思う。

日頃から冷たい家族に、愚痴がないではなかった患者さんは、たまたま合成医薬品に弱かったものだから、難治性疾患はもとより、多くを漢方薬に頼っていた。

だいぶん、体力に自信を失うような状態になった頃には、漢方薬でも「高貴薬」と言われる牛黄や麝香が配合された漢方製剤を多用するようになっていた。

たしかにそれらで、暑い夏も過せたし、弱る体力を維持できていたし。

ところが、寿命というものだろうか・・・・・・。

患者さんには、大変頼りにされて、当方から出す漢方薬を信頼して下っていた。

いったん床に伏せるようになってからは、衰えが早かった。

もともとの肺に関連した難治性疾患には、一般西洋医学治療においてはもとより、漢方医学や中医学においても、高齢とともにどうしようもない部分も生じていた。

そんなところへ、滅多に帰ったことの無い、息子や娘達が帰ってくる。

「何をおたくは、飲ませてるんですか?」

人にものを尋ねるのに、こんな口上があるだろうか?

意外に多いパターンである。

(オマエタチは日頃、親をどうしていたんだ!と、こちらが怒鳴りつけてやりたいくらいだった。)

こちらは患者さんとは最期まで、とてもよい仲でおれたのに、娘や息子達は、自責の念をどこかに転嫁しておかなければ、気がたまらないのであろう。

そんなことは、先刻承知のこちらではあるが、一言(ひとこと)くらい、お世話になりました、くらいあっていいだろう。

こちらは、本心から涙を浮かべてお悔みしているんだぞ、と言いたい気分だった。
posted by ヒゲ薬剤師 at 09:00| 山口 ☔| 困った人達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする