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クレーマーは絶対にお断り。紹介で来られる人達で、付添い人や代理人によるクレーマー豹変率が最も高いので、ご紹介は不要です!

 

2005年11月24日

真面目に服用して下さらない方に限って・・・・・

男女の違いはいあっても、よく似た体質でよく似た漢方薬の配合になったているある肝臓関連の疾患の方2名。
偶然、ほとんど同様な配合になってそれぞれ数年。
お一人は徹底的に真面目に服用されて、西洋医学治療ではどうしようもなくなっていた状態だったが、8割がた軽快して、毎月漢方薬の補充をされる都度、ご夫婦でとても感謝されている。
もう一方の、少し軽い方では病院治療も限界があるから、漢方薬局を転々として、ようやく当方にたどり着いたような方だったが、最初の半年は真面目に服用されたものの、次第に遠ざかり、数ヶ月以上経っては、漢方薬を補充に来られ、

ぜんぜん効果がないけど、飲んでいたら、身体が楽だから・・・・・・・・と、長々と弁明か苦情か、どちらとも取れる口上をひとしきり述べられて、買っていかれる。
しかしながら、微妙な配合の一部の漢方処方を必ず一つ二つ欠落されるので、これまで何度も微妙な組み合わせがものを言うのだから、とご説明し続けたが、もう当方も諦めてしまった。

たまに来られては、漢方薬に対する苦情とも、あるいは服用を怠っている弁明とも、どちらとも取れる口上を長々と毎回述べられることに、当方とて、ほとほと疲れてしまった。

わずかな救いは「飲んでいると疲れが取れる」と言ってもらえていることだ。

しかしながら、もう一人の重症の方のように、もっと真面目に服用しておれば、今頃は8割程度は快復していることだろうにと、些かの歯がゆさを感じないでもない。

自費の漢方薬の組み合わせであり、理想的な配合を苦労してアドバイスしても、しっかりと続けられない理由のひとつに、この方たちの配合は、かなり経費がかかる方法であるだけに、事情によっては連続して真面目に服用出来ないのだろう、と想像するに難くない。

それが分かるだけに、苦情とも弁明ともつかない口上を述べられつつ、
「効かないけど、飲んでいると疲れが取れるから」
と言ってもらえるだけでも、ありがたいと思わなければならないのだろか?

それにしても、数ヶ月以上もブランクを開けながらの服用というのでは、検査上に効果が現れにくいのは当然であろう。
返すがえすも、惜しい実例で、多少とも命に関わる疾患だけに、当方とてどうしようもないジレンマに陥るばかりだ。
タグ:困った人達
posted by ヒゲ薬剤師 at 18:53| 山口 ☔| 困った人達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月21日

漢方薬を認めないお医者さん

現代社会においても、まだまだ漢方薬を否定されるお医者様が多い。
漢方は知らないから分からない、とでもおっしゃるのならともかく、自信を持って否定される先生方が後を絶たず、このために漢方薬で改善しかけている患者さんの迷いを増大させているケースもまま見受けられる。
もしも、本当に漢方薬のことを、たとえ本格的な中医学でなくとも、日本漢方の随証治療や方証相対を本当にご存知であれば、あのように真っ向から漢方薬を否定されるはずはない。
何もご存じないから否定されるのであって、知らないものは知らないとおっしゃったところで、患者さんは主治医の西洋医学知識を疑うはずも無く、専門外だから当然のことだと納得されるのに、ナマジ真っ向から否定されるから、却って患者さんからの不信感を呼び込んでいることをご存じないのだろうか。

それに引き換え、先日も緑内障のような漢方でもかなり難治性に近い疾患を、あそこの漢方薬局で相談してごらん、と当方をそれとなく御紹介くださる眼科医さんもおられるのだから、お医者様も本当にサマザマ。

このような実例を具体的に挙げればきりがないが、現在進行形の問題ばかりだから具体例を書くのは憚られる。
当然あらゆる固有名詞を匿名にしたところで、具体的な病名や内容を表現してしまうと、だれそれのことか、と僅かでも類推されたら困るので、あまり具体的には書けないのが残念だ。
ありきたりな風邪や流感を書くのとはワケがちがうから。
posted by ヒゲ薬剤師 at 12:54| 山口 ☔| 漢方薬に無知な医師達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月13日

漢方と漢方薬のお問い合わせが活発なブログ

ちょっと気になる御相談の応答集のブログの御紹介。

漢方と漢方薬の質疑応答集と村田漢方堂薬局の近況報告 で、気になるお問い合わせが随分多いようだ。

医師に処方してもらった漢方薬で水様性下痢が生じるが・・・

本ブログの前回と前々回に投稿分の小青竜湯のように、医療用漢方による安易な投与から来る問題が、他のブログでも、内容は異なっても類似した御相談があるということのようだ。
posted by ヒゲ薬剤師 at 21:49| 山口 ☔| 医師によるツムラ漢方など医療用漢方薬の誤投与問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月11日

せっかく緩解していても・・・・

病院治療だけでは、思わしくないたくさんの患者さん。

ようやく当方の漢方薬局にたどりつかれ、さいわいにかなり緩解状態に持ち込めていても、経済的な理由があるのは、ごもっともだが、次第に服用量を減らされたり、一時中断することで、ひどく再燃してしまうことも多い。

かといって、調子が良い時に、油断は禁物ですよ、ということをあまりに執拗に言い続ければ、儲け主義の薬局だと思われるても、却って逆効果、と思案するうちに、いつの間にか、気がつけば来られなくなっている。

半年後に、ひどく恐縮されながら、再来される方も多い。

気を入れなおして、しっかり再開されれば、緩解レベルにまで、回復される場合も多いが、時には、どうしようもなく、当時の同じ漢方薬配合では、まったく効果を示さなくなっていることがある。

こんな時の、悩ましい思いは、どこに鬱憤を持っていけばよいのやら・・・・・・・
タグ:憂鬱
posted by ヒゲ薬剤師 at 11:51| 山口 ☔| ちょっと憂鬱な話し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

漢方薬は、直ぐに体質に合った配合が決まる訳ではない

病院で、どうしても治らない、あるいはもう一歩、思わしくない。
病名は診断がついても、特別にお薬がなく、症状がひどく悪化した場合のみ、対症療法薬がある。検査と経過観察ばかりで、何の治療もしてもらえない。

一番深刻なのは、やはり、悪性腫瘍やがん。転移がんで来られる方も大変多い。

我が薬局では、ご本人が漢方治療を望まれ、一度はご来局願える人のみ、ご相談に応じるやりかただから、お電話でお問合せがあっても、遠方で来られない、という方が多く、それは、すべてお断りしている。

本当にこちらの漢方薬を望まれる方は、どんなに遠方であっても、一度は必ず来て下さるからだ。

もちろん、病院に行くのがイヤだから、という理由の場合は、100パーセント、お断りである。
もしも、重大な疾患が隠れていた場合、困るのはご自分である。

と、このように、漢方薬治療を求められる、もっともな理由がない限りは、ご相談はお受けしない方針にして、もう15年以上はなるかもしれない。

それだけに、漢方薬の配合が、簡単に決まるとは限らず、いわゆるお薬のピントあわせに苦労することが多い。

軽症の場合でも、重症の場合でも、苦労は同様である。

いま、軽症と書いたが、慢性疾患の中には、症状は軽くとも、持病として一生涯付き合わなければならないかもしれない、そういう疾患が数あるものである。

古人がいったように、なるべく3回目くらいには、ほぼ適切な漢方薬配合が決まるよう、努力をしているが、何十年この仕事をやっても、そうそう簡単に喜んでいただける配合が、1回や2回で可能、というわけではない。

かと思えば、2〜3回目で、すんなり決まってしまう人、1回目で決定ということも、しばしばあるのだが。

なかなかピントが合わずに、何度も何度も足を運んでもらわなければならないケースでは、お気の毒でしようがないが、なかなか、縺れた糸を、解きほぐす糸口が、直ぐ直ぐには見つからないこともある。

そういう方のことが、いつも頭から離れず、ひどい場合には、ピントが合うまでに10ヶ月もかかったことが、何度かある。

よくぞ、あきらめずに頑張って下さったものだと、思わず涙が出たことさえある。

こんな、神経の消耗することの多い仕事だが、まだまだ、大病院の第一線で活躍されるお医者さんたちのご苦労を思うと、やっぱり、薬局での漢方相談は、楽な方だろう、と自分を慰めている。

本当は、もっと気苦労なケースも多いのだが、それは今後、おいおい書いていくことだろう。

(なんだか、ヤッパリこのブログのタイトル通り、沈うつなブログになりそうで、気が引ける。愚痴と泣き言のブログが続くのは、間違いないので、誰も読んでくださらないかもしれないけれど、それでも、いいと思っている。このブログにでも、鬱憤やジレンマを吐き出せば、少しは気が休まったり、気を取り直せるかもしれないので・・・・・・?)
posted by ヒゲ薬剤師 at 11:51| 山口 ☔| ちょっと憂鬱な話し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

少壮いく時ぞ、老いをいかにせん

先日のこと、

事故以来、入院している老母を見舞って、子供の頃によくお世話になった、内科医のご夫婦がお見舞いに来てくださった。

久しぶりにお会いした先生も、今では医院も廃業して、広い庭いじりに精を出されているとお聞きしていたが、めっきり歳を取られているのに、驚いてしまった。

それはそうだろう。

前にお会いしてから、3年くらいは経つのだろう。

こんな言い方は失礼な話だが、高齢者の方の3年は、考えれば相当な「経時変化」をもたらすものだ。

お帰りするチョットの間をとらえて、奥様が耳打ちされた。

「最近、ボケが少し出てきちゃって、目が離せなくなりましてね〜〜」

と、その時、ご帰宅の準備に玄関に向かわれたはずの先生が、とんでもない方向に進まれていた。
タグ:憂鬱
posted by ヒゲ薬剤師 at 11:50| 山口 ☔| ちょっと憂鬱な話し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

せっかちなお年寄り

ご高齢の方たちが、はじめて漢方治療を求めてやって来られた場合、なかなか継続できない方が多い。

あせられるのである。

その点、50歳代からご縁が出来、長いお付き合いとなったご高齢の方は、たとえ80歳を越えられても、焦られることが少ない。

はじめて、しかも、70歳を越えられて、初めて私の漢方薬局に来られた、というようなご高齢の方に、せっかちな方が多いのである。

最近も、膝関節を悪くして、ご夫婦でやって来られたケースでも、そうだった。

ご病人さんは、80歳を越えるご主人である。

一種類だけの漢方処方15日分で様子をみて頂いたところ、少しいいようだから、もっと効く漢方薬があるだろうから、それに変えてくれ、とおっしゃるのである。

少し調子がいいようなら、わずか15日分でのことだから、同じ漢方薬を、コツコツとされてみては如何ですか、と進言しても、なかなか聞き分けが出来ない。

おしまいには、「何をそんなに焦られるのですか?病院で治らなくなっていたのが、少しでもよくなったら、ヨシとしたもんじゃ〜ありませんか」

と強く言う始末だった。

納得して頂くのに往生したが、本日3回目の来訪にして、観念されたようで、しばらくこれで様子をみます、ということで、遠方であるから30日分を持ち帰られた。

このように、最終的には納得されたケースは、まったく珍しいほうで、腹を立てて二度と来られなくなるご老人のほうが、多いのである。

だから、この方も、きっと、2度目の来訪を最後に、二度とやってこられないだろうと確信していたほどだ。

それほど、ご高齢になってはじめてやって来られる方は、ほとんど続くことがない。

同業の漢方薬局さんは、そんなことはないのだろうか?

私のところでは、ご高齢だからといって、特別待遇する訳ではないから、それがアダとなっているのかもしれない。
タグ:困った人達
posted by ヒゲ薬剤師 at 11:49| 山口 ☔| 困った人達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月01日

耳鼻咽喉科で処方された小青竜湯による副作用

中年女性が、最近胃が悪く、咽喉から胸にかけてひどく乾燥して、糖尿病にでもなったんじゃないかと心配して相談に見えた。

以前、この女性のご高齢の母上の老齢による泌尿器系の問題を、当方の漢方薬でずっとコントロール出来たことに対するお礼を兼ねての相談であった。

胃がんでもあったらいけないから、まずは消化器系の病院で、諸検査を受けるべきだと説得して、今回は漢方薬は出さずに善は急げ、ということになったところで・・・・・・

一応、簡単な病歴をお聞きしていたところ、なんと!

一月前に咽喉が少し詰まる感じがするので、ご近所の耳鼻咽喉科に気軽な気持ちで、診断を仰いだところ、諸検査の後、大したことはないが、鼻汁が咽喉に落ちて痰が溜まっているのだろうからとて、ムコダインとともに、医療用漢方の「小青竜湯」エキス製剤が出されており、今の今まで続服中であると言われる!

その、医療用漢方の小青竜湯こそが、原因だから、即刻中止するようにと、この度も、ついつい、大声で叫んでしまった!

100パーセントも200パーセントも、絶対に間違いないので、即刻中止するようにアドバイスするも、お医者様が自信をもって処方して下さったのだから、とて中止することに躊躇される。

止むを得ず、

それでは、漢方専門の薬剤師と、一般の西洋医学のお医者様と比べて、専門でもないお医者さんの方を信用されると言う訳ですね?!

漢方薬、こと医薬品の専門家は、医師ではなく、薬剤師こそが専門家なのをご存知ですか、といつになく激してしまった。

この冬に向かって、乾燥性の強烈な小青竜湯を、貴女のようにまったく合いもしないのに常用し続けると、とんでもないことになりますよ、と言いかけたところで、

ご本人さん、突然、目覚めたように、

そう言えば、間違いありません、この漢方薬を飲み始めてから、胃がおかしくなり、次第に咽喉や胸の中などがひどく乾燥し始めて、

まさかこの漢方薬が原因とは、今の今まで、疑ってもみなかったのですが、

テレビなどで、今、お医者様の漢方が一番いいように報道(宣伝?)されているので、てっきりお医者様の漢方薬も、いいものだと思い込んでいたものですから・・・・・・・・・・・・・・

(さきほどあったばかりのやりとりである。)

[参考文献:注意が必要な漢方薬(肺陰を損傷しやすい漢方処方)
posted by ヒゲ薬剤師 at 17:18| 山口 ☔| 小青竜湯の誤投与や乱用による不快反応や副作用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

耳鼻咽喉科で処方された小青竜湯による副作用の続報

前々回の投稿、

耳鼻咽喉科で処方された小青竜湯による副作用

の続報である。

胃部不快感に関しては、少し尋常じゃないところもあったので、胃腸科で即刻検査してもらうように進言していたのであったが、

本日、電話連絡があり、お蔭様で、やはり胃粘膜から出血があり、大したことはないが表層性の胃炎を起こしているとのことで、お薬ももらって来た、とのこと。

御相談に行って、本当によかった、と何度もお礼を述べられた。

貴女には小青竜湯は合わないのだから、二度と服用しないように、と念押ししたところ、今後は病院で漢方薬が出た場合は、必ず御相談に伺いたいと思いますとのことだった。

これも、以前、御高齢の母上様と比較的長いご縁があったればこその信頼関係から、説得できたことだったと思う。

それにしても、医療用漢方においては、小青竜湯の乱用が目立つような気がしてならない。

[参考文献:注意が必要な漢方薬(肺陰を損傷しやすい漢方処方)
posted by ヒゲ薬剤師 at 17:17| 山口 ☔| 小青竜湯の誤投与や乱用による不快反応や副作用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする