ご意見やご質問はこちらから⇒●●●


クレーマーは絶対にお断り。紹介で来られる人達で、付添い人や代理人によるクレーマー豹変率が最も高いので、ご紹介は不要です!

 

2008年08月29日

無駄な時間の浪費でしかない電話による問い合わせ

 先日もお電話でのお話が聞きたいとの申し入れがあった。お時間が取れた時にでも是非、ということであったが受付嬢にお断りさせた。
 それでなくともスタッフの少ない薬局である。無駄な時間を浪費する暇は無い。

 もちろん御病気で心底お困りであろうことは想像に難くないが、電話で話したからといってどのように得るところがあろうか?
 愛想よく揉み手をせんばかりに当方の漢方薬はよく効きますよっとでも縷々説得すれば、十名に一人くらいは誘い乗って来局されるかもしれないが、もともと電話をかけて詳しい話が聞きたかったという状況では、迷い迷いの人達だから、とうてい長続きしないのは目に見えている。

 そもそも電話で話が聞きたいというからには、当方の漢方に賭けようという意欲に欠ける証拠である。説得されたいのかもしれないが、迷っている人には必ず諦めてもらう方便しか取らない。
 メールによる相談であれば、同じ迷いの人でも時間が空いたときにお返事を書いてブログに利用させてもらうギブ・アンド・テイクで割り切れる。

 しかしながら電話で相談をもちかけられるのは甚だマズイ。
 当方の電話の存在意義は、大事な遠方の常連さんやお馴染みさんたちの相談手段であるから、お話が聞きたいだけのための申し入れは大事な本業のための電話の機能を失うことになるので甚だ迷惑、なのである。
 スタッフが少ないので、暇な時間はない。もしも暇な時間が出来れば、奥に入って体力を温存するために休憩したい。
 どうしてこうも電話による「お話が聞きたい」人が多いのか理解に困しむ。

 世間には「お気軽に御相談下さいっ!」という同業者が五万とあるのだから、そちらに電話をかけて欲しい。
 コチトラ、暇人の相手をする暇などない。

 それでなくとも当方の漢方に賭けて直接やって来られる決意の固い人は常に途切れることがない。だから電話で説得せねばならないような方にまで無駄な時間を費やす暇などないのである。
posted by ヒゲ薬剤師 at 14:49| 山口 ☔| とんでもない話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)の迷惑な問い合わせ

 夕方の多忙になる時間帯にかかって来た迷惑電話。

 病院で防風通聖散をもらったが、どうして問題があるのですか?という質問である。
 ブログ類に書いている通りだが、あれを読んでも理解できない人が、電話などの口答で理解できるはずが無いではないかっ!?

 専門家でさえ、防風通聖散の方意を正しく理解している人が僅少であるのに、ましてや素人さんに分かるはずが無い。投与している医師や薬剤師のどれだけの人数が防風通聖散の方意を理解しているというのか、甚だ疑問である。

 真に方意を理解している専門家が多ければ、昨今のような防風通聖散(ボウフウツウショウサン)ブームが起こるわけが無い。
 先日も掲げたばかりだが、再度、萩原朔太郎の名言を引用する。

虚妄の正義
虚妄の正義 posted by (C)ヒゲジジイ

 流行は、たいていの場合、それの需要者によって作られないで、それの供給者によって作られる。即ち頭の好い商人たちによって創案され、頭の悪い婦人たちによって需要される。

━萩原朔太郎著「虚妄の正義」


関連ブログ:

2008年08月26日

漢方薬による瞑眩(めんげん)⇒好転反応は超稀にはあるっ!

 10日前に相談に来られた重度の蕁麻疹。顔が真っ赤である。
 1年間も長きにわたって蕁麻疹に苦しみ、皮膚科に通い詰めてもほとんど改善されずに困り果ててやって来られた男性。

 カルシウムとともに弁証論治に基づくエキス製剤を10日分販売した。体質と病状に確実に合っているとの判断に自信があったものの、病状と体格から考えても、むしろ明らかに漢方エキス製剤の濃度がやや不足気味である。
 しかしながら、初めて来られた人には初回は穏やかな薬効が出る程度でちょうとよいと思っていた。

 10日経って本日やって来られた報告では明らかな著効を奏し、ほとんど蕁麻疹は出なくなった。お陰でとても助かりますと素直にお礼を述べられる。
 それはよかったということで、治っていく過程の報告をしてもらうと、ナンとっ! 初日はますます蕁麻疹が悪化して全身に及んだが、翌日には腹部から次第に消えはじめたので、構わず服用を継続していたら三日目から激減して今日に至っているということだった。

 一年間の病苦が、僅か数日ににしてほとんど治った様子は、服用初日から生じた瞑眩(めんげん)現象、つまりは明らかな好転反応によるものであろう。

 しかしながら、初日の悪化に心配されて相談されていたら、きっと直ぐに中止してもらっていたかもしれないのである。
 それほど好転反応というものは、結果論でしか判断がつかないものであるからだ
 といっても黄膩苔の存在といい、肝胆系の湿熱の存在が明らかに疑われた状況からは、方剤の選定には自信があった。

 とは言え、好転反応というのは滅多に生じるものではなく、多くは薬が合ってないための逆反応であることを銘記すべきなのである。
 しばしば健康食品の利用者が、病状が悪化したり発疹が出て来たのは好転反応だからそのまま続けるように、今がとっても大切な時期であるなどと、販売業者からトンでもない説得を受けて困惑されて来られた人も多い。それらはすべて体質に合わないための副作用に他ならなかったケースばかりなのである。

 実際に35年間の漢方専門薬局経営歴でも、上記のような本物の好転反応に遭遇したのはほんの数例にも満たないのであるから、推して知るべしなのである。

参考文献:
  1. 「めんげん」「好転反応」についての御質問

  2. 瞑眩(めんげん)や好転反応に対する疑義
posted by ヒゲ薬剤師 at 23:50| 山口 ☔| 瞑眩(めんげん)⇒好転反応 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月06日

大きなお世話の「メタボ健診」

 とうとう健康まで国に管理されるようになったかっ。

 家畜の平等国家に邁進するつもりなのだろう。
腹部に内臓脂肪のたまったメタボリックシンドロームの人は脳卒中や心筋梗塞などの心血管疾患を起こしやすい
というにしても、数値基準にかなり信憑性も危ぶまれる単なる学説のために、国民を家畜扱いする乱暴な政策である。迷惑千万極まりない。

 体型まで管理されるという肥満者に対する差別意識は、実に中世的な魔女狩りと同じではないかっ。

関連ブログ: メタボ健診は肥満者に対する差別政策である
posted by ヒゲ薬剤師 at 21:14| 山口 ☔| とんでもない話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月03日

一病息災

 20年以上の常連さんで悪性腫瘍が発見された例は初めてだった。虚弱体質ながら責任重大な要職にあってご高齢になっても続けられている。
 相当なストレスが常時加わっていることは承知していたが、よもや、という思いもあった。

 このことは実に憂鬱な話ではあるが、手術も簡単に終わり、さいわいに抗がん剤も投与されなかった。あとの養生はすべて当方の漢方薬である。

 長いお付き合いながら、これまでのような単なる養生薬レベルと異なり、今回からは本格的な配合を併用され、万全の策を講じることになった。
 その後の経過は極めて順調で、面倒見のよいお人柄らしく、同病で重症の人達を次々に紹介される。

 当方も責任重大ではあるが、信望の厚い人からのご紹介だから、その威光もあって皆さん経過が頗る順調である。やや高齢の人たちばかりだが、いつまでもお元気であってもらわなければ漢方薬局の仕事にならない。

 しかしながら、重大な悪性腫瘍であっても、一病息災となった例を35年間に多くの人で経験して来たので、少しは楽観してよいかもしれない。

後日談:その後、熱心に漢方薬を服用されたお陰か、次第に主治医の診断が悪性腫瘍と断定されなくなり、数年後には完全に悪性腫瘍の疑い晴れたっ!!!めでたし、メデタシ。
posted by ヒゲ薬剤師 at 09:09| 山口 ☔| 嬉しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする