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2012年08月30日

「コリン性蕁麻疹」と診断された頑固な蕁麻疹のご相談

IMGP3270
IMGP3270 posted by (C)ヒゲジジイ

ブログ転載の可否 : ブログへ転載許可
年齢 : 30歳〜39歳の女性ご職業 : 主婦
簡単なご住所 : 関東地方
ご意見やご質問をどうぞ : はじめまして。突然のメール失礼します。

 2年前に結婚して◎◎県(九州地方)から●●県(関東地方)に引っ越してきました。
 環境の変化などからか、じんましんがでるようになり、一番ひどいころは市販薬を含めさまざまな薬に対し薬疹まででるようになってしました。

 アレルギーを起こした薬も含め色々なアレルギー検査を行いましたが、すべて陰性。(今は薬疹はまったくでなくなってます)皮膚科も個人の病院から大きな病院まで色々と行き、抗アレルギー剤もかなり増やしたり、組み合わせを変えてもらったりしましたが、まったく効果がなく、一生私はじんましんとおつきあいしながら生きていかないといけないのかなーと半分あきらめていましたが、友達の子供さんが漢方で治した話をきいて私もすがるような気持ちで漢方も扱っている皮膚科に行きました。
 
 診断は「コリン性蕁麻疹」処方していただいた漢方は茵蔯五苓散でした。
 それで、飲み始めて3日くらいでおなか周りの蕁麻疹はだいぶ落ち着きましたが、首周りから胸にかけて、汗をかいたときにでる蕁麻疹にはぴくりともせず、また冬には冬で冷たいものをさわったときや、夏でも冷たい風に吹かれてできる腕にできるじんましんもあり、色々な種類のじんましんが併発しているように思えます

 とりあえず、今は、このコリン性じんましんをなんとかしたいと、自分で漢方を色々と飲み合わせているんですが、最近は皮膚科でいただいた茵蔯五苓散と自分で買った黄連解毒湯、血行が悪く、生理前に体調不良が著しくでるため加味逍遥散をそれぞれ1日1包という思いっきり自己流の飲み方で漢方を飲んでます。

 そちらの薬局に伺いたく、◎◎(九州地方)に帰省するときに....とも思っていますが、帰省するのは冬なのでまだ時間もあるし、しばらくはこの自己流の飲み方をそれまで続けるつもりですが、漢方は一度に何種類かを飲んでも大丈夫なのでしょうか?

ZZZ_6399
ZZZ_6399 posted by (C)ヒゲジジイ

お返事メール:
>漢方は一度に何種類かを飲んでも大丈夫なのでしょうか?

とのご質問ですが、弁証論治にもとづいて正しく根拠のある配合である限りは当然のことで、ましてや貴女の体質のように五臓六腑それぞれの寒熱虚実がかなりバラバラに異なっている可能性のある人には、一つの漢方処方だけでは、中途半端な効果しか得られないことは、既にご自身が実感されている通りです。

 但し、素人療法で行う数種類の漢方薬の併用は、しばしばとんでもないマチガイを起こしやすいので、地元近辺でじっくり時間をとって漢方相談に乗ってもらえる漢方専門薬局を見つけるべきです。
 そしてまずは5〜20日毎に通いながら、複雑な体質傾向をしっかり把握してもらい、試験的な配合も含めて折々に配合の微調整と季節的な配合変化の法則を見つけてもらう必要があります。

 なお、残念ながら当方では、2年も続いている頑固な蕁麻疹は、帰郷のついでに一度立ち寄られるくらいの漢方相談で、神業的に治せるほどの高度な技術は持ち合わせておりません。
当方のメインブログ 漢方薬専門・村田漢方堂薬局(山口県下関市)の近況報告 のトップに記載しています
漢方薬相談販売は遠近に関わらず御本人の意志と意欲で直接定期的に繰り返し来局できる人のみが対象です
とありますように、後半の「直接定期的に繰り返し来局」できる状況ではない方の漢方相談は、残念ながら受け付けておりません。

 たとえば本日の遠来者を思い出してみると、某疾患では関西に近い中国地方から10〜30日毎に通って既に三ヶ月で、かなり改善の兆しが出ている人。
 次にはやや東北に近い関東地方から、やや難治性の某疾患で既に十ヶ月、10〜30日毎に飛行機で通って来られている人も波打ちながらも現在は炎症がかなり治まっている人。
 その次には関東に近い東海地方から、20日毎に通われている某疾患の人も、既に三ヶ月半でかなり病状が落ち着きはじめた人。

 その合間あいまには、地元近辺から様々な疾患で寛解中の人達が連用中の漢方薬の補充に見えられていますが、いずれの人も初期から頻繁に通われて、様々な微調整による配合テストの洗礼を受けることで、ようやく一定の効果が出て来た人達ばかりです。

 ですから、貴女のように帰省のついでに一度寄って相談してみよう、というレベルでは何の効果も得られず、お互いにとても貴重な時間を無駄に費やすだけに終わりますので、申し訳ないことながら、きっぱりとお断り申し上げる次第です。
 繰り返しますが、地元近辺で通える範囲内で時間をかけた相談に乗ってもらえる漢方薬局を見つけて下さいませ。

参考文献:
IMGP3439
IMGP3439 posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲ薬剤師 at 23:32| 山口 ☁| 蕁麻疹(じんましん)・コリン性蕁麻疹 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする