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2005年10月19日

五苓散の服用を医師に止められた場合の2例

一例は、医師の勧告を無視して、五苓散を続けている老婦人の例だが、当方からお出ししている漢方処方「五苓散料エキス」の製剤で、全身のむくみっぽさが軽減している方である。

五苓散の折々の服用によって、むくみが軽減しているので、そのことをかかりつけ医に報告したところ、五苓散は、血中の水分を過剰に取り除いて、血が粘って血栓が生じやすくなるので、即刻中止するように勧告された。

検査上、何も根拠が無い話で、以前にも本ブログでご報告した一人暮らしの老婦人。

前回は、医師の勧告通りに、長年親しんだ漢方薬を、すべて中止したために、大事になりかけたので、今度の勧告も、例によって、例のごとし。長年のお付き合い、お近くの便利さから、結局は主治医を変えなかったものの、こと、漢方薬に関するアドバイスばかりは、信用なりませんとて。
体調がすこぶるよいのだから、自己責任で、五苓散は継続するし、血栓防止の意味で、冠心二号方に基づいて製造された漢方薬方剤も併用するなど、80歳を大分過ぎても元気なのは、漢方薬のお陰であると、医師の勧告に従おうとしない。

もう一例は、また聞きの話。

全身転移のがん患者さん。

腹水、胸水など貯留して苦しいので、耳学問で、医師に医療用の五苓散を所望し、服用したところ、劇的に効いて、大量の排尿とともに、全身の腹水・胸水などがほぼ消滅。

全身、至る所に転移巣があるとは言え、五苓散ひとつのお陰で、随分と身体が楽になった。

ところが、一月くらい継続中に、漢方に詳しいという医師が、

貴女には五苓散が強く効きすぎる、

と言われ、その言葉が気になって継続服用するのが不安になって中止した。

現在、ひどく再発して苦しんでいるが、当方の常連さんに相談したことで、当方にもこの話が伝わってきた。

常連さんは、その患者さんに、五苓散は決してコワい薬ではないから、続けなさいよ、とアドバイスしたが、医師の言葉が気になって、どうしても続ける気にはならないとのこと。

なお、その医師は、もっとよい漢方処方があるが、ここにはない、と言ったとか、又聞きなので、詳細はよく分からない。
あるいは、補気建中湯のことではおっしゃりたかったのか?

ともあれ、それだけの病状で、五苓散のような比較的穏やかな方剤で、劇的に効いてくれる間は、本当に幸せなことなのに、些か、医師の不用意な発言のように思えてならないのであった。
ラベル:無知 漢方薬
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posted by ヒゲジジイ at 21:41| 山口 ☔| 漢方薬に無知な医師達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする