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2005年12月16日

主治医の交替にいつも戦々恐々の患者さんたち

内科系以外の特殊な疾患で、大きな病院で無いと検査設備等の必要性から、また定期的な諸検査の必要上もあって、主治医がそれらの大きい病院の場合にやや困った問題が常にある。

1〜2年毎に主治医がすぐに交替するために、気のあった先生の場合はホットするのだが、再燃時に飛び入りで診てもらいに行くと、もう主治医が交替されていて、

「前のことは私は知らないんですからね!」

と患者さんにとってはショックな言われ方をされ、しょげ返って当方に訪れる患者さんも後を絶たない。

難治性疾患だけに、折々の再燃を繰り返すのを、少しでも緩解に導くお手伝いとして漢方薬をアドバイスしているものの、調子が良いと人間、ついつい漢方薬の服薬を怠ってしまうもので、そんな時に限ってといおうか、案の定と言おうか、再燃して急性炎症が勃発してしまう。

そういうときはステロイド剤等の医療を受けざるを得ないわけで、久しぶりに訪れた病院では、すでに気心の知れた主治医が交替されているというわけである。

一生付き合わないといけないかもしれない疾患に、主治医がコロコロと交替されるのに、一喜一憂の繰り返しを十年以上も繰り返しているのであった。

(もちろん、そういうことにならないためにも、もっと漢方薬を真面目に服用しましょうよ、というのも当方の本音ではあるが・・・・・・・・・・・・)
ラベル:憂鬱
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posted by ヒゲジジイ at 17:29| 山口 ☔| ちょっと憂鬱な話し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする