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2006年01月01日

医薬分業下における調剤専門薬局の現実

新年早々、あまり面白くない現実の公開である。

実際には公開というよりも公然の秘密である。

ただ顰蹙を買う話だということだけで、公然の秘密だけに、この日本社会ではあまり社会問題にもならないだろうし、医師と薬剤師という力関係を考えれば、現実社会というものは、こんなものだと考えれば十分納得がいくものである。

前置きが長くなったが、医師からの処方箋をもらって営業する調剤専門薬局の一部では、処方箋を出してくれる開業医の先生に「リベート」を払う条件で、処方箋を出して頂くという現実。

そうでもしなければ、なかなか処方箋を出してもらえないのが現実。

必要悪といえば必要悪。

そのかわりに、たまたま処方箋に問題がある場合でも、薬剤師の義務として、処方箋を書かれた医師に対する注意義務を怠りがちにならないのか、という不安がなきにしもあらず。

当然、遠慮が入るからである。

リベートの値上げを要求され、それを拒否したために、処方箋をストップされて倒産した調剤専門薬局さんが医師を訴えたという話も少し前にあった。

気骨のある薬剤師はこういうしっぺ返しを受けるというのが現実社会だ。

手前味噌になるが、その点、漢方専門薬局の当方では、調剤の処方箋でメシを食っているわけではないので、病院から出された医薬品や医療用漢方による副作用の相談があったとき、何のシガラミもないだけに、ストレートのアドバイスを患者さんに伝え、必要に応じて、当方の薬局名を出して、主治医に相談するように御指導申し上げている。

スタチン製剤や水虫内服薬による副作用が目立つ昨今だが、患者さんからの相談や苦情によって調剤専門薬局ではそれらの問題をしっかり把握しているはずだ。
それだけに、それらの処方箋を出された医師にどの程度のご注意を与えておられることかと、些か不安である。
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posted by ヒゲジジイ at 09:04| 山口 ☔| とんでもない話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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