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2006年02月21日

降圧剤による副作用2題

コレステロールを下げるスタチン系製剤の副作用調査が公的に始まる。

身近な内科医の話でも、入院患者さんたちにスタチン系製剤を投与している人の血液検査をすると、ほとんどきまってCPK値が正常値を超えてしまうと言っていたが、本格的な調査が始まることでもあるし、その結果が出るのを注視しておく必要がある。

ところで本日のテーマは、連日立て続けに御相談を受けた、降圧剤による明らかな副作用問題である。

まず40代の女性は、たまたまご近所の内科医さんのところで定期健診のつもりで受けた血圧が、下が90代、上が148あったために、降圧剤を投与され、朝1回1錠だが、下がりにくければ2錠に増すようにと、一ヵ月分貰ってきた。

ところが、それまで無症状であったのに次第に頭が重くなり、フラツキ、ムカつきもともなって、血圧は140〜90くらいで、それ以上下がらない。

さては、血圧が高いせいかとお医者様の進言通り2錠に増やすべきかと思ったものの、それにしてはその薬を服用し出してから始まった不快症状であるので、当方に相談することにしたというのであった。
(ご相談者のご主人は、西洋医学治療で匙を投げられた某難治性疾患を当方の漢方薬類でほぼ緩解せしめている。)

前後の話しから、不快症状は明らかに降圧剤の副作用とみられる。

ところで、血圧がやや高い原因は類推するまでもなく、ご本人自身に大いに自覚があった。
ある塩味の嗜好品を、それこそ朝から晩までストレス解消的に食べ続けており、それだけに咽喉も渇いてジュース類のがぶ飲みによって、朝はひどい浮腫み顔。

お医者さんにその話をして、血圧のお薬を他のやさしいのに変更してもらうようにアドバイスするも、話を聞いて下さる先生ではないから、当方に相談するのだという。

この苦痛を何とかしてほしいとおっしゃるので、それなら今日限り、塩分の濃い嗜好品を一切止めて、茵傷[蒿湯と猪苓湯の併用で様子をみることとなった。

もちろん副作用が強すぎる降圧剤は中止することとなった。


もうお一人は、60代の女性がメニエール氏症候群に罹り、もともと低血圧であったのが、そのときだけ一時的に上が180あったので、降圧剤が出された。

ところが、回転性めまいなどが治ったあとから頭が重く、ふらつく、だるいといった症状が続くのだが、降圧剤が朝1錠が2錠に増えてからはますますこの症状がひどいのだと言う。

120〜60の血圧が持続している。

お医者様によく相談されて減量してもらうべきだと進言するも、そのままでよいと言われるので、悩んでいるのだとおっしゃるのであった。

だから漢方薬で何とかして欲しいという要求である。

このようなケースが一番思案するところで、単にお医者様に相談して調整してもらえば済むような簡単な話だと思うのだが、それ以上、突っ込んだ御相談に乗って下さらないし、患者さん御自身も遠慮されて医師に強くアピールすることも出来ないのであった。
ラベル:副作用 医薬品
posted by ヒゲジジイ at 12:10| 山口 ☔| 医薬品の副作用 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする