補中益気湯・抑肝散加陳皮半夏・荊芥連翹湯の三つのエキスを主方剤として、不眠に対する甘麦大棗湯、顔面紅潮と痒みがひどいときの頓服として黄連解毒湯というのを五ヶ月連用中であった。(すべて医療用漢方製剤)
黄連解毒湯エキスの頓服以外はすべて中止してもらったところ、速やかに顔面紅潮現象は消退している。
温性の当帰が3方剤で重複し、また同様に辛温発散の川芎も2方剤で重複しているのである。
やや遠慮があってここでは多くをコメントしにくいが、シロウトさんが、たとえば病名と症状で分ると銘打った漢方薬辞典や漢方薬サイトで研究した結果、恣意的にかき集めたような配合である。
クロウトの先生でも、長期間に渡ってこのような誤投与を繰り返される場合もあり得る、ということである。
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