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2007年09月01日

漢方薬を止めさせようとする身内のお節介

 随分昔の話だが、胃癌に罹り友人の紹介で当方に意外に元気で直接訪れた女性が、服用後食欲が出て調子が良いとの報告があったまま、それっきり音沙汰がないと思ったら数ヵ月後に亡くなったという知らせを受けた。
 御紹介された友人たちの話では、引き続き漢方薬を続けたかったのに、養子のご主人から経費面の問題で強く反対され、続けたくても続けられないのだと入院中にひどく残念がっていたといわれる。

 これにやや類似した問題は現在も散見する。20年以上の常連さんが、元気で一人暮らし。これも漢方薬のお陰と、とても感謝されているのだが、息子さんが帰省する度に、服用中の漢方薬を見つけてはグチグチと非難が絶えないという。
 医者にかかっておれば充分ではないかという言い分だが、ご本人は沢山の持病を持ちながらも長年の漢方薬のお陰で85歳を超えても元気でいられるのだと信じている。
 だから、最近は居直ったと言われる。息子が金を出してくれてる訳じゃなし、今後は堂々と目の前で各種の漢方薬を見せ付けて飲んでやる、と意気込むまでになった。

 若い年齢層でも例外ではない。アトピーで服用中の漢方薬の効果・効能にアトピーの記載がないのに、そんか薬は飲むべきではないとご主人に茶々を入れまくられている女性も案外に多い。
 効いているのだからよいではないかと説得しても、納得しないと言われる。本人が満足しているのだから、お節介はよしてほしいと夫婦喧嘩である。
 
 敵は身内にあり、と叫んで歯がゆがるお馴染みさんが増えつつある。

 また、ヨソごとながら次のような硬直した考えの身内のお節介の例もある。
 http://murata-kanpo.seesaa.net/article/51882151.html
ラベル:残酷な話
posted by ヒゲジジイ at 17:02| 山口 ☔| 困った人達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする