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2007年09月03日

子宮筋腫を手術すべきか漢方薬でも治るのかという御質問

性別 : 女性
年齢 : 30歳〜39歳
簡単なご住所 : 関西地方
御意見や御質問をどうぞ : 初めてメールいたします。長文になり、まことに申し訳ありません。
 先日、婦人科で子宮筋腫と診断されました。その後、子宮筋腫を数多く手がけた専門医にかかり、筋腫が複数できており、うち二つは6センチ級の大きいものだが、現在は月経過多などの日常生活に差し支える症状がないので、半年に一度、検査をしながらの様子見でもいいし、ただ、小さい筋腫だが妊娠に差し支えがある位置のものがあるので、妊娠を強く望むなら手術を勧める、ということでした。

 その診断自体に不満はなく、手術の方向で考えてはいるのですが、手術を回避する方法をとるよう勧める友人・知人が複数おり、その方法の一つが、いわゆる「冷えとり」…靴下の重ね履きと半身浴…です。「冷えとりで『毒出し』をすれば、筋腫は消える」というものです。
 とりあえず靴下重ね履きと半身浴はしていますが、東洋医学の本を読むと、体質にもいろいろあるとのことで、たしかに、貴ブログにもあるように、画一的に、それがいいことなのかどうか、疑問を抱かないでもありません。

 また、鍼灸関係のウェブサイトを拝見していると、「鍼で子宮筋腫が小さくなった、消失した」としている鍼灸院もあれば、わたしが電話で問い合わせた神戸の鍼灸師さんは、「鍼で子宮筋腫は小さくできません。できるのは、子宮筋腫によって引き起こされる不快な症状を軽減することです」と、おっしゃっていました。

 そこでお尋ねしたいのですが、「中医」は、子宮筋腫に対して、効果があるのでしょうか?
 ・・・・・・病院は「東洋医学科」を設けており、そこで、そのことについて尋ねようと、来週、診察を受けることを考えていますが、貴ブログを拝読すると、「漢方医」と看板を掲げている方でも、よりよい診断ができるとは限らないようで、それも意味があることなのか、迷い始めています。

 長文・乱筆になり、申し訳ありません。
 要は、大きくなってしまった子宮筋腫で、公立病院の東洋医学科を受診することが有用かどうか、ご感想をお聞かせいただけたら…ということです。
 どうぞよろしくお願いいたします。


お返事メール:子宮筋腫に対してその人の体質に的確に応じた漢方処方を配合したり組み合わせたりすれば、有効であることは間違いありません。

 別のブログ 漢方と漢方薬の質疑応答集 にも東海地区の内科医の先生との中医学問答中に何度か記載がありますので、ブログに設置されている検索窓を利用され「子宮筋腫」と打ち込んで検索されれば、4〜5つの記事が検出されることと思います。是非、参考になさって下さい。

 ところで、診断された医師のアドバイスで

>小さい筋腫だが妊娠に差し支えがある位置のものがあるので、妊娠を強く望むなら手術を勧める、

 とあるようですが、妊娠の問題があるのなら、診断された医師の勧めにしたがうべきだと思います。漢方薬による治療では不確定要素(不確実性)が付き纏うからです。

 なお、この温暖化が顕著で食料事情が豊かな時代に温め療法を行っておられますが、

却って他の病気になるかもしれない健康法

警告:無謀な温め療法!

 上記にもありますように、その療法こそマユツバかもしれません?!

 なお、お近くの東洋医学科に行かれることは歴史のあるところですので、そこでも診断を仰ぐことは決して無駄ではないと思います。

 以上、取り急ぎお返事まで。


折り返し頂いたメール:さっそくにお返事、どうもありがとうございました。

> ところで、診断された医師のアドバイスで
>
>> 小さい筋腫だが妊娠に差し支えがある位置のものがあるので、
>> 妊娠を強く望むなら手術を勧める、
>
> とあるようですが、妊娠の問題があるのなら、診断された医師の勧め
> にしたがうべきだと思います。漢方薬による治療では不確定要素(不確実性)
> が付き纏うからです。

はい。
 私も、どちらかといえば、手術の方向で考えてはいるのですが、ただ、器官ごとにしか診断・治療できない現代医学に対して、不安もあります。
 筋腫だけをとる手術の場合、再発の可能性が常にあり、そういうことを考えて、筋腫の大きくなりにくい体づくりについて、中医にはどのような診療ができるのか、知りたいと思っています。

> なお、この温暖化が顕著で食料事情が豊かな時代に温め療法を行っておられますが、
>
> http://kanpo.wablog.com/88.html
>
> http://www.yakugaku.info/
>
> 上記にもありますように、その療法こそマユツバかもしれません?!

 「冷え」が万病の元だというわけですから、一旦、そう信じてしまうと、やめるのに勇気が要るわけです(「今以上に筋腫が大きくなったらどうしよう」と…)。

 症状がよくならなければ、やり方が悪い、よくなれば「冷えとり」の
おかげ、ということで、どっちに転んでも、「冷えとり」及び、その信奉者の権威は揺らがないというわけで…。

> なお、お近くの東洋医学科に行かれることは歴史のあるところですので、
> そこでも診断を仰ぐことは決して無駄ではないと思います。

 どうもありがとうございました。
 助かりました。
posted by ヒゲ薬剤師 at 21:33| 山口 ☔| 子宮筋腫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする