数回で諦めた人、数ヶ月以上の根気が続かなかった男性など、思い出せば、過去には途中で脱落した人はいる。
でも、9割以上の人は真面目だから、すくなくとも最終的には9割前後の寛解は得られている。
ともあれ、昨今、このブログも本性を暴露して、

他でもない女性には毎月の生理や排卵日など、男性にはない体調異変が生じるので、漢方薬によるアトピー治療を試みている初期段階では、往々にして排卵日や生理が始まる前になるとアトピーに異変が生じる場合があるので、その都度、漢方処方の配合変化を行う必要が生じるケースが意外に多い。
一時、清熱作用の強い方剤を中止するなど、折々に男性以上に繊細な配慮が必要である。
実に複雑怪異な女性たちは、古人が述べたように病気の種類が男性よりも百病多いのである。
但し断言できることは、アトピー性皮膚炎は美容にも直結しているために、男性よりも女性の方が熱心な傾向にあり、漢方薬の風林火山的な臨機応変の運用 に協力的な人が多いので、結果的には男性よりも女性の方が寛解率が高いのが現実である。
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