病院で防風通聖散をもらったが、どうして問題があるのですか?という質問である。
ブログ類に書いている通りだが、あれを読んでも理解できない人が、電話などの口答で理解できるはずが無いではないかっ!?
専門家でさえ、防風通聖散の方意を正しく理解している人が僅少であるのに、ましてや素人さんに分かるはずが無い。投与している医師や薬剤師のどれだけの人数が防風通聖散の方意を理解しているというのか、甚だ疑問である。
真に方意を理解している専門家が多ければ、昨今のような防風通聖散(ボウフウツウショウサン)ブームが起こるわけが無い。
先日も掲げたばかりだが、再度、萩原朔太郎の名言を引用する。
流行は、たいていの場合、それの需要者によって作られないで、それの供給者によって作られる。即ち頭の好い商人たちによって創案され、頭の悪い婦人たちによって需要される。━萩原朔太郎著「虚妄の正義」
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