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2008年08月03日

一病息災

 20年以上の常連さんで悪性腫瘍が発見された例は初めてだった。虚弱体質ながら責任重大な要職にあってご高齢になっても続けられている。
 相当なストレスが常時加わっていることは承知していたが、よもや、という思いもあった。

 このことは実に憂鬱な話ではあるが、手術も簡単に終わり、さいわいに抗がん剤も投与されなかった。あとの養生はすべて当方の漢方薬である。

 長いお付き合いながら、これまでのような単なる養生薬レベルと異なり、今回からは本格的な配合を併用され、万全の策を講じることになった。
 その後の経過は極めて順調で、面倒見のよいお人柄らしく、同病で重症の人達を次々に紹介される。

 当方も責任重大ではあるが、信望の厚い人からのご紹介だから、その威光もあって皆さん経過が頗る順調である。やや高齢の人たちばかりだが、いつまでもお元気であってもらわなければ漢方薬局の仕事にならない。

 しかしながら、重大な悪性腫瘍であっても、一病息災となった例を35年間に多くの人で経験して来たので、少しは楽観してよいかもしれない。

後日談:その後、熱心に漢方薬を服用されたお陰か、次第に主治医の診断が悪性腫瘍と断定されなくなり、数年後には完全に悪性腫瘍の疑い晴れたっ!!!めでたし、メデタシ。
ラベル:悪性腫瘍 漢方薬
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posted by ヒゲジジイ at 09:09| 山口 ☔| 嬉しい話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする