近頃の食品業界のメタミドホスやメラミンの混入問題などにかこつけて、漢方薬をターゲットにクレマーもどきの「ちょっとお訊ねですが」のお邪魔虫の電話を受け取った受付嬢は、ケンモホロロに煙に巻いて逃げ捲くっている。
このようなクレーマーもどきの「漢方薬の原料は中国から輸入したものですよね〜っ」という最初の出だしから何ともネチッコイ口上には、誰がまともにつきあっておれるかいな〜、薬局店頭では常連さんの深刻なご相談の真っ最中である。
常連さんも心得たもので、またまたイヤミな「ちょっとお訊ねですが」の電話と感づいて、いつもより大声で相談を続ける。
小生もさらに一段と大声を張り上げて話し込む。
迷惑千万な「ちょっとお訊ねですが」を拒絶して、皆で話すことには保健所や薬務課にでも質問すべき内容をナンとイヤミなことに、ジジババ漢方薬局に尋ねる神経が理解できない。
かといって、こちらがそんなアドバイスでもして、まともに付き合ってやれば、絡み倒されてどんな言いがかりをつけられるか分かったものではない。
常連さんも交えて出した結論が、やはり「ちょっとお訊ねですが」は最高に要注意の電話で、お邪魔虫電話の証明のようなものだということ。
その常連さんも中小企業の経営者で、同様なクレーマーもどきには常々警戒しているから、出てくる結論は同じなのである。
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