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2009年04月26日

理解力の無い人には、止むを得ず漢方相談を打ち切らせてもらう

 難を逃れるのである。鳴り物入りで人に連れて来られた御相談者が、適切と思われる漢方製剤を説明してお出ししても、製品二記載される効果・効能と一致する症状が一つしかなく、悩みの他の一つの症状の記載が無いからダメだと言われる。

 この時点で、こちらを信用してないことが見て取れるわけだが、一通りの説明をしても理解力の無い人らしく、活字面ばかりを信用して聞く耳を持たない。一般の合成医薬品と漢方薬を同列に置かれてはお話にならない。

 漢方相談を打ち切らせてもらいたいと宣言し、これでは埒があかないので、お引取り下さいと鄭重にお断りすると、今度はとんでもない漢方処方を指名されるので、服用される前から貴女には合わないと分かっている漢方薬を販売するわけにはゆかないのでお断りし、お引取り願った。

 縁なき衆生には、申し訳ないことながら、延々とこれ以上の時間を割いて、こちらが疲労困憊するには及ばない。

 昨日、貴重な時間を無駄に奪われてしまったとはいえ、このようなケースでは一度販売すると、毎日のように電話がかかって来そうな神経症タイプで、もっとも苦手なお相手だっただけに、お引取り頂いて、安堵の胸を撫で下ろしたのだった(苦笑。

 このような方針を昔から徹底しているので、一定の理解力があり、マナーのよい人だけが集まる結果となり、おのずから漢方の有効率もハイレベルを維持できるのである(笑。

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posted by ヒゲジジイ at 19:42| 山口 ☔| とんでもない話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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