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2009年05月02日

信じられないほどの医療不信

 こんなことがこの世の中に本当にあってよいものだろうかっ!?

 自律神経症状に苦しむこと数年、漢方薬で何とかならないだろうか、と本日相談を受けたばかりである。

 心の問題なら個人的には不得意、本当の病気なら漢方薬で解決することが多いが・・・といわずもがなのことを口走りながら症状を訊けば・・・・・・
 毎食後に繰り返す異常発汗に苦しみ、どこの病院で相談しても埒が明かず、挙句の果ては脳梗塞を疑われて脳神経科に回され、そこで投与された薬で、不随意運動がはじまる始末。
 精密検査では脳梗塞など一切、問題は無かったというのに。

 ところがっ!数年前には胃の手術を行っている。

 それだっ! それが原因でダンピング症候群が続いているに違いない。
 これまでどの医師も教えてくれなかったのかと詰問すれば、誰もそのことを指摘してくれなかったという。
 
 胃切除以前のような食事方法を取る限りは、食後に異常発汗などが生じても不思議は無い。
 食べ方に注意して・・・それにしても本当にどこの病院も胃切除後のダンピング症候群についての諸注意はなかったのだろうか。

 そんな馬鹿なっ!
 という言葉を連発し通しの相談で、漢方薬以前の話であるから、そのような素人でも分かる知識もないような主治医やかかりつけ医なら通うのを止めて、もっとマシな病院を見つけるように進言し、何も出さずにお引取り願った。

 こんな馬鹿ばかしいことが現実にあるとは、いまだに信じられない。

 どこの病院でも胃切除後のダンピング症候群についての指導があって当然だろう。
 食後の異常発汗を訴えても、胃切除後には付きものだということのアドバイスもなければ、食べ方の諸注意など、誰も指導してくれなかったというのだから、実に馬鹿げている。

     スズメが向かってくるっ!
スズメが向かってくるっ! posted by (C)ヒゲジジイ
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posted by ヒゲジジイ at 09:32| 山口 ☔| とんでもない話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする