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昨今、帯状疱疹後神経痛が病院治療で治らないために、漢方薬治療を求めて来局される人がとても目立つ。
胸部や背部に出没するケースでは、小陥胸湯製剤を主体にする場合がないではないが、頭部などの顔面や体幹生じたもののほとんどを同一方剤を主体にして、急性期に使用する方剤と中草薬の併用で、順調に寛解することが常である。
激しい疼痛を伴う陰部のヘルペスなどや口唇ヘルペスの場合も同様。
陰部ヘルペスが即効で寛解するのと同時に、長年の持病だった潰瘍性大腸炎も急速に緩解したケースもある。
ヘルペスの中でも多くの人が長年苦しんでおられる帯状疱疹後神経痛については長年のあらゆる病院治療で寛解しなかったものが、漢方薬によって確実に寛解して感謝された例は膨大な数に上るが、ほとんど百発百中といってよいだろう。
それもこれも、すべては中医漢方薬学論にもとづく発想から生まれた大きな成果である。
基礎理論の脆弱な日本漢方を墨守していたのでは、このようなほとんど百発百中などということはあり得なかったことだろう。

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