
体調が悪いボクチン posted by (C)ボクチンの母
ネットサーフィン中に興味深い症例の漢方治療のHPやブログを通読して、いつも決まって落胆する理由は、ほかでもない、長々と症状と分析を書かれているところまではよいとしても、決まって実際の漢方処方の配合内容をすべて秘匿されているからである。
何のことはない。
かくのごとく思わせぶりを書いて、客寄せに使っているだけだから、何の得るところもない。
ところがこれはこちらが漢方の専門家だから思うだけで、きっと一般の人達が読んだら、すごいな〜っ、ここへ行ったら治してもらえるのだろうな〜っ、と淡い期待を抱くだろうし、またそういう作戦にいつも成功しているのに違いない(苦笑。
ともあれ、これだからネット情報というのは、その分野のプロにとっては、ほとんど役に立たないことが多いのである。
昨今のご時勢、ネット社会もご他聞にもれず、學問よりも金儲けや商売のことが優先のようで、特定の漢方処方名で検索すれば、学術的な文献は後回しにされて、ほとんどが特定メーカーの商品の販売サイトばかりが軒(のき)を連ねて検出される。
一般の人には役立つのかもしれないが、プロにとってはまったく役立たず。
願わくば、検索順位を学術的なものを優先して欲しいものだが・・・。
まっ、どうせ無理だろうけど。
連中の頭の中には商売のことばかり、つまり金儲けのことしかないのだろうから。

心配顔のボクボク posted by (C)ボクチンの母
【関連する記事】
- ワクチン接種の同調圧力
- 短期間で病院やクリニックを転々として右往左往する人は
- 電話で何度も問い合わせる人達は、煩わしいので必ず・・・
- せっかちで焦る人は御免蒙りたい
- ときどき・・・
- 漢方薬が効きにくい人達
- 本が売れないのは図書館のせい
- 余命を宣告しながらも漢方薬の利用を禁止しようとする医師や病院薬剤師の矛盾
- 「ちょっとおたずねですが・・・」の電話恐怖が、昨今激減
- 獅子身中の虫 (しししんちゅうのむし) 獅子を食らう
- 飲んだこともない大建中湯を指名買いしようとされる無謀
- 中医学には常と変があるのは常識なんだから!
- 世の中の「学者さん」というのは、イヤハヤ
- 今回も自民党の先見の明か!?
- 効いているかどうか分からないという不思議な人達
- 土曜日の午後は一週間の疲れが出て爆睡中なのにうるさいチャイムに電話が続く(涙
- よくこれで経営が成り立ってるのが不思議な漢方薬局のブログ
- 「ちょっとおたずねですが・・・」の電話恐怖
- 暇を持て余した団塊世代の定年退職者たち
- 漢方治療に消極的な人や愚痴の多い人の対処法