2013年04月08日
乾癬性関節炎(関節症性乾癬)および尋常性乾癬の患者さんたちは・・・
IMG_7058 posted by (C)ボクチンの母
タイトルの疾患で来られる人達は、アトピー性皮膚炎よりも遥かに少ない。
少ないとはいえ、最近目立つのは関東地方や甲信越地方など遠方の人たち。
前者の乾癬性関節炎(関節症性乾癬)は大学病院などで生物学的製剤など様々に駆使されてもCRP値などが高値を示し、骨破壊も進行が著しい状態ながら、遠路はるばる通い詰められ、二年がかりでCRPがしっかり正常化し、骨破壊の進行もしっかり食い止めることが出来た。
同時に乾癬もかなり寛解するに至っている。
但し、通常の配合ではしっかりと炎症を抑えることができないので、ご家族が医療関係者(複数のお医者さん)であることを幸いに、中国国内の常用量の文献を提示して了解を得て、一部の漢方薬を中国における常用量を使用してもらうことで、ようやくしっかりとした消炎効果を発揮させることが可能となったものである。
一方、よくみれれる尋常性乾癬患者さんでは、昨年の年末ぎりぎりで遠路はるばる来られたが、数日間の泊りがけで来られた最中に三種類の方剤の併用で一気に効果を発揮し、二回目にはさらに一処方を追加してますます良好。
配合の微調整をほとんど行う必要がないまま、極めて順調に経過している。
IMGP5161 posted by (C)ボクチンの母