
2009年5月27日のボクちん(5歳) posted by (C)ボクチンの母
予期せぬ好転反応のことを漢方世界では「瞑眩」というが、最近、瞑眩に関するとても有意義な論文が日本東洋医学雑誌第65巻 第2号 2014年に掲載された。
すなわち「瞑眩の特徴に関する検討」というタイトルで森裕紀子氏によるものである。
瞑眩というものは本来滅多に生じるものではないが、稀にあってもやはり常々ヒゲジジイが言うように、短期間で勝負がつくものである。
多くの場合、病状に一時的悪化や予期せぬ不快反応が生じても、それが真の好転反応であった場合は、数日以内でほとんどのケースでは一週間以内に好転に向かう。
もっとも多いのは数日以内で不快反応が治まり、病状が好転する。
それを裏付けてくれるとても有意義な論説であり、
2013年11月17日 投与した漢方薬でアトピーが悪化するのは好転反応だから、そのうち治るので続けるようにと説得する主治医や薬剤師のウソっ!
で取り上げたように、専門家であるべき医師や薬剤師が明らかな有害反応であっても、すべてを瞑眩、すなわち好転反応と信じ込んでいる困った問題が巷ではあふれている。

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