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2014年08月22日

はじめての御高齢者の漢方相談は、お受けできない理由

2010年8月22日のボクチン(6歳)
2010年8月22日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 今月は連休前が猛烈に忙しい日々が続いた反動で、連休後は、休み明け以外は、混雑した日は少なく、本日はちょと横になって休息できる時間が取れたほどだが、常連さんの御家族の大腸癌手術前から、漢方薬類をはじめたいというご相談があった。

 ご家族の中には、三度の癌を、病院治療と併行して、長期間当方の漢方薬を利用されながら、完全に克服・根治された人がおられるだけに、お互いに信頼関係が築けているので、免疫勝負の疾患だけに、好都合の条件が揃っている。

 また、連休前には、通える体力をしっかり保持されている肺腺癌転移の御相談もあった。
 先日も、店頭が混雑しているときに、御本人が元気で補充購入に来られていた。

 癌患者さんたちの御相談というのは、多少とも命に関わる問題だけに、非常にデリケートな面もあり、迂闊に誰彼なしに御相談をお受けするわけには行かない面がある。

 とりわけ、御高齢者の進行癌や転移癌で、御家族からの漢方相談の御依頼には、すべてお受けするわけには行かない。
 服用者ご本人の自覚と熱意の有無にかかわらず、必ず付き添いのご家族が過去に、村田漢方堂薬局の漢方薬の利用経験があり、当方の流儀を既に体験して、一定の信頼関係が築けている必要がある。

 つまりは、既に信頼関係の確かな常連さんやお馴染みさんのご家族、あるいはせめてご家族が過去に当方の漢方薬の利用経験者が一人でもおられない限りは、お断りせざるを得ない。

 意思の疎通のはかりにくいはじめてのご高齢者に、一度だけでも漢方販売を行ったために、気心も知れないご家族を巻き込んでの板ばさみにも会いたくないからである。
 実際にあった過去の事例としても⇒
2007年07月16日 膵臓癌末期、善意が逆恨みとして帰って来たやるせない過去に経験した多くの記憶

2011年08月11日 怒鳴り散らす自暴自棄の男たち

 往々にして、病院に対する鬱憤晴らしの八つ当たりを、こちらに矛先を向けられて、痛い思いをした過去が何度かあり、それがトラウマとなっているからである。
 つまり、こちらの親切に逆恨みされた数々の経験から、御高齢者の漢方相談は、常連さんやお馴染みさん達のように、気心の知れた御家族がおられない限りは、お受けできない、というわけである。


 ましてや、多少とも命に関わる進行癌や転移癌の御相談であっては、残念ながら、なおさらのことなのである。

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2010年8月23日のボクチン(6歳)
2010年8月23日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

2010年8月23日のボクチン(6歳)
2010年8月23日のボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母


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