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2014年09月19日

医療関係者こそ、早々に保険漢方を諦めて、自費の漢方相談に訪れるケースは日常茶飯事

2008年9月19日のボクチン(4歳)
2008年9月19日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 たとえば先日も、ご自身が医療関係者でもある患者さんが、気管支喘息で肺胃陰虚に痰熱が合併した舌証および自覚症状が伺われるが、病院漢方を投与されのは、辛夷清肺湯+柴朴湯だった。

 これによってますます症状をこじらせ、胃障害の副作用まで生じて、病院の漢方薬はコリゴリだと当方に相談に来られた。

 初回、竹葉石膏湯10日で一定の効果があり、胃症状も回復したが、胸の軽度の喘鳴が持続しており、また胸部の熱感が持続しているので、竹葉石膏湯+小陥胸湯加減方の併用で即効を得だ。

 当然、このような配合は、病院の保険漢方では不可能。保険適用外の方剤ばかりである。

 ただし病根は、おそらく後鼻漏を伴った蓄膿症が疑われるので、さらに辛夷清肺湯の適量を加えて、治療の徹底を目指している。

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2008年9月19日のボクチン(4歳)
2008年9月19日のボクチン(4歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2010年9月19日のボクチン(6歳)
2010年9月19日のボクチン(6歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2012年9月19日のボクチン(8歳)
2012年9月19日のボクチン(8歳) posted by (C)ヒゲジジイ
 


posted by ヒゲジジイ at 00:00| 山口 ☁| 漢方薬に無知な医師達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする