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2015年07月27日

効果を感じられない病院で投与される漢方薬の不安

2009年7月28日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年7月28日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

【 ブログへ掲載の可否 】:転載応諾(ブログへ転載させて頂く場合があります。)
【 年 代 】:40〜49歳の女性
【 職 業 】:会社員(事務系)
【 地 域 】:関東地方
【 お問い合せ内容 】:

 扁桃肥大でしばしば風邪をこじらせていました。
 耳鼻科の勧めもあり症状が出そうな時期だけ補中益湯を服用、喉の炎症が酷い場合は小柴胡湯加桔梗石膏を服用していました。

 昔、解熱剤の弊害で肺炎にかかり入院した経緯もあり医者と相談し抗生剤は余程でない限り慎重に服用しています。漢方に長けた医者、薬剤師がそういない事に最近気づきました。

 私の様に、扁桃腺からこじれやすい体質で膿腺も溜まりやすいのです。
 これらの場合は漢方で防ぐ事は可能なのでしょうか。

 医者は風邪の引き始めで葛根湯を処方します。
 上記の漢方も含めあまり効果感じず長期服用した事はありません。

 現在は喉の痛み→鼻水(透明、片側の「)→鼻水(透明、両方)、喉も若干ヒリヒリ、くしゃみがあり抗生剤(熱が出たら服用をと処方されたが発熱が無いので服用していない)小青竜湯を勧められています。果たして服用すべきか悩みます。
 よろしくお願い申し上げます。

2009年7月28日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年7月28日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

お返事メール:

 お悩みの問題こそ、中医学の最も得意とする分野の一つですが、数年がかりで体質改善する必要があります。

>症状が出そうな時期だけ補中益湯を服用

 というのは、ほとんどナンセンスで、却って咽喉の炎症を促進しかねない方剤です。むしろ日頃から小柴胡湯加桔梗石膏を常用!されて体質改善を目指すのが、日本漢方の伝統的なやりかたです。

 でも、この方法は、皆がみなに適応するとは限らないので、正確な弁証論治を行える医師や薬剤師を見つける必要があります。
 医師であれば、保険漢方レベルでは使える漢方薬があまりにも限られるので、よっぽど漢方に堪能な医師を見つける必要があります。

 中医学や漢方薬のベテランの薬剤師が経営する漢方薬局であれば、腰をすえて数年がかりで体質改善を行ってもらう覚悟で通えば、かなり徹底的に治すことが可能ですが、その後も体質改善と再発予防の漢方薬を常用しておくのが無難です。

 なお、いくらくしゃみがあっても、小青竜湯を安易に使用すると、補中益気湯以上に扁桃部分の炎症をよけいに誘発しかねません。
(もしもどうしても対症療法として小青竜湯を使うとすれば、咽喉の炎症をしっかり治療できる方剤との併用が必要です。)

 そのような状態のときに寒気があるのかないのか、あるとしたらどの程度か?体感的な熱感はあるのかないのか? あるとすればどの程度か?
 両方あるとしたら、寒気と体感的な熱感の比率はどの程度かなど、および舌の状態などがわからない限りは必要な方剤の正確なところはアドバイスすることは不可能ですので、そのような詳細な相談に乗ってくれそうな、医師や薬剤師を見つけるべきです。

 関東地方には、大都会で人口も集中しているだけに、漢方専門の医師や薬剤師はたくさんおられるはずですので、ネットなどで探せばきっと見つかることと思います。
 取り急ぎ、お返事まで。

2010年7月28日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年7月28日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

折り返し頂いたメール:

 ご多忙な中、回答頂きありがとうございます。
 やはり合わない処方をされていたのですね…身体もそう反応していたのかも知れません。
 大量!にストック用に処方された補中益湯や他の漢方も勿体無いのですが全て破棄しました。

 漢方とはいえ薬に変わりありません。症状と体調に合わせて服用したいので喉がいがらっぽい=補中益湯は安直な気がしました。

 耳鼻科医自身も服用しているという言葉に、藁をもすがる思いで信じてしまいました。中には二日酔いに五苓散が効くと勧める医者も居ました…
 五苓散は夏に起こり易い自律神経系(偏頭痛と体温調整が狂う弊害)の処方で飲んでいますが。

 小青竜湯も封を開けず服用しなくて良かったです。

 台湾で知人に頼まれた漢方を買いに訪ねたところ怪訝そうな顔をされ、本人を知らないのに売るのは怖いと。強い薬だったようです。素人判断ほど恐ろしい事は無いんだと説教されました…

 関東とはいえ、漢方に長けた医者や薬剤師を標榜として出してるところへ行けど外れが多く半ば諦めています。
 ツムラの漢方シートを見ながら処方する医師ばかりです。
 今回頂いたメールも含めホームページを再読致します。
 ありがとうございました。

 取り急ぎお礼まで


【編集後記】
>中には二日酔いに五苓散が効くと勧める医者も居ました…

 というアドバイスだけは、確率的にはかなり高いアドバイスでした(苦笑。

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2010年7月28日の茶トラのボクチン(6歳)
2010年7月28日の茶トラのボクチン(6歳) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 07:17| 山口 ☀| 病院の漢方薬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする