
2009年8月8日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
炎暑の真昼間に、突然、大建中湯を指名されて来られた女性。
これまで飲んだことがあるのかと問えば、初めてだという。
シロウトが勝手に選ぶのは無謀だから、こちらでは責任が持てないので、保険証をもって近くの病院やクリニックへ行けば、保険で購入できるかもしれないので、病院でしっかり相談して投与してもらうように言う。
ところが、盆前から旅行でこちらに来ているので、保険証は持ってきてないといいわれるので、それじゃ〜自宅へ帰られてからでもよいではないか。
ところで、医療用漢方の販売額一位は、なんと!大建中湯という。
当方では保険漢方の扱いはないし、自費の漢方薬であるのは当然としても、安易な指名買いには販売できないことを告げると、縷々ご自分の症状を話し始めたものの、お話を聞いたところで、当方の弁証論治の流儀が理解できない人の症状を聞いたところで、どうしようもないので、お帰り願った。
最初から、通常の漢方相談で来られたわけではなく、飲んだこともない特定の処方を恣意的に指名しながら、縷々症状を話し始めたところで、このような来訪者は、無駄な時間を浪費して、不毛な長話しに終始する徒労を何度も経験している だけに、早々にお帰り願った。
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2009年8月8日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ
ラベル:大建中湯
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