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2016年06月19日

昨今、乳がん検診を受けるべきか?と相談を受けることしばしばなれど・・・

2009年6月20日の茶トラのボクチン(5歳)
2009年6月20日の茶トラのボクチン(5歳) posted by (C)ボクチンの母

 小林麻央さんの一件以来、不妊治療目的などで通われている三十代の女性たちから、しばしば相談を受ける。

 乳がん検診を早急に受けて、早期発見、早期治療を常々心がけるべきか?と。

 科学的思考が出来る医療関係者なら、偽りのない本音で話すと「がん検診、百害あって一利なし」というのが正解であるはずである。

 知らぬが仏、という言葉があるが、これを皮肉に取らずに、最高の善意の言葉として受け取れる人が、どれだけいることやら。

 ともあれ、がん検診は受けるべきでないと、長年主張し続けておられる近藤誠医師の様々な言説を数十年間、熟読吟味し続けて来たが、おおかた正論ばかりであると確信する。

 近藤誠氏の大きな問題点があるとするなら、抗癌作用を発揮させることが可能な中医学に対する認識不足の問題である。
 漢方薬については、ツムラ漢方レベルの認識すら、乏しいように思われる。

 それ以外は、極めて正論ばかりだと思う。

 多くの医師が、これまで氏に対して様々に反論をされて来たが、ヒステリックな反論が多く、論理性を欠いた、あまりにも貧相な反論しかお目にかからない。

『もう、だまされない! 近藤誠の「女性の医学」』でも読めば、「がん検診、百害あって一利なし」と言われる理由が分かろうというものである。

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posted by ヒゲジジイ at 00:07| 山口 ☁| とんでもない話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする