人気ブログランキングでフォロー   

2020年04月18日

清肺排毒湯の配合内容を、思い違いしている日本人が多過ぎる

 日本国内では、中国において新型コロナウイルスによる急性呼吸器疾患に対する中医方剤として公表されている清肺排毒湯の配合内容を、麻杏甘石湯(マキョウカンセキトウ)、射干麻黄湯(ヤカンマオウトウ)、小柴胡湯(ショウサイコトウ)、五苓散(ゴレイサン)の4方剤の合方に近いと喧伝されているが、とんでもない!

麻 黄9g 炙甘草6g 杏仁9g 生石膏15-30g(先煎) 桂 枝9g 沢 瀉9g 猪 苓9g 白 朮9g 茯苓15g 柴 胡16g 黄 芩6g 姜半夏9g 生 姜9g 紫 苑9g 冬 花9g 射 干9g 細 辛6g 山 薬12g 枳 実6g 陳 皮6g 藿 香9g

 この内容から見ると、あきらかに小柴胡湯の部分が大問題で、大柴胡湯去大黄の方が、はるかに近い。

 小柴胡湯中の人参は、あきらかに邪魔で、大柴胡湯去大黄であれば、枳実があるので、より近い。

 さらには藿香正気散も加えるべきかもしれない。

 但し、中国では状況的にやむを得なかったとはいえ、一律に同じ方剤を投与するというのは、個別性を重視する中医学としては、やや乱暴である。

 それほど効果を上げた方剤であったのなら、死亡率が高すぎたように思えてならない。
たまには、応援のクリックお願いします!日本ブログ村へ

【関連する記事】
posted by ヒゲジジイ at 23:38| 山口 ☁| 新型コロナウイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。