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2012年02月29日

認知症に抑肝散というテレビ報道で右往左往される人達

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    KSC_3299 posted by (C)ヒゲジジイ

 先日、メインブログに2012年02月25日:NHKが医者の漢方薬を宣伝するとは・・・と書いたばかりだが、その番組、「夜なのにあさイチ」という番組で「漢方スペシャル」。

 その中で島根大学の某教授が、これまで漢方薬をまったく信じてなかったが、認知症に抑肝散が有効であることが分かって感激している様子が映し出された。

 日本の漢方界では既に常識ではあったが、テレビで放映されると、一般の人達は抑肝散を求めて右往左往され、当方のような漢方薬局にもご家族が訪れる。

 もちろん、当方では絶対に販売しない。

 というのも、認知症という病名治療薬として主治医が抑肝散を無作為に投与していると、陰虚火旺の体質者や実火が盛んな認知症の人が服用した場合、配合中の川芎(センキュウ)と当帰が影響して強烈な痒みを伴う湿疹が一気に拡がったケースもあるからである。

 ともあれ、テレビ放送でもあったように、あれは病院で投与される保険漢方だから、主治医に相談して投与されるべきであることを諄々と教えてあげると、皆さんこぞって目が点になる。

 いまや日本人の五十人に一人が認知症という時代。

 NHKテレビを使って抑肝散の宣伝を打った某メーカーさんは、さぞや笑いが止まらないことであろう。

    KSC_3335
    KSC_3335 posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲ薬剤師 at 19:17| 山口 ☔| 認知症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月14日

NHK「ためしてガッテン」で認知症に抑肝散の有用性を紹介していたが・・・

 電話で早速二件の問い合わせがあったが、お断りした。指名買いの医薬品には責任が持てないからである。
 体質や病状も不明なまま、NHKの番組内で紹介していたからといって、安易に販売するわけには行かない。

 電話の問い合わせの問題については、すでに何度も述べた通りである。トラブルの元であるから、処方指名客にはたとえ嫌われても憎まれても販売しないに限る。
 熱証患者が誤って医師に投与されて激しい掻痒を生じた前例もある。弁証論治もないまま安易に販売してよいものとは限らない。

 テレビで漢方薬を安易に紹介するのは如何なものか?

 ただし、少なくとも防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)よりは遥かにマシな抑肝散ではあるが・・・実際に適応体質者に使用すれば、一定の効果があることは間違いなく、むしろ日本では抑肝散以上に、抑肝散加陳皮半夏の方が多く使用されて来たかもしれないが、いずれを使用するにしても必ず正確な弁証論治に基づいて使用されるべきである。

 程度の差はあれ、黄連解毒湯証と合併していることも多いので注意が必要だ。
タグ:漢方薬
posted by ヒゲ薬剤師 at 17:19| 山口 ☔| 認知症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする