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2024年05月25日

病原体の侵襲やアレルギー反応の場となる粘膜バリアを鍛える中医漢方薬学

 中医漢方薬学において、病原体の侵襲やアレルギー反応の場となる粘膜バリアを鍛えるには、

 衛益顆粒(玉屛風散)+ササヘルス+板藍茶(板藍根)+白花蛇舌草

 以上の4種類の中医方剤および単味エキス製剤や製品の併用の長期継続服用がよいだろうと考えている。

 これによって粘膜バリアにおける免疫力、要するにいわゆる粘膜免疫の働きを向上させ、重篤な感染症やアレルギーを予防できるだけでなく、上皮細胞がら発生する各種の悪性腫瘍の予防効果も得られると考えている。
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ラベル:粘膜免疫
posted by ヒゲジジイ at 18:36| 山口 ☀| 風邪やインフルエンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月26日

インフルエンザワクチンで却って感染しやすくなる事例は意外に多い

 昨今、新型コロナ感染よりも、インフルエンザに感染する人が多く、その多くは子供さんたちが学校などで集団感染により、家庭に持ち帰って、大人も感染するケースが目立つ。

 感染予防には、例によって馬鹿の一つ覚えのように、ワクチン接種を奨励されるのが通例だが、一説には接種者の3割くらいは却って悪玉抗体が増えるといわれる。

 それゆえだろう、実際にインフルエンザワクチンを接種した年に限ってインフルエンザに感染するので、二度と接種は御免で、接種しなくなってインフルエンザに罹らなくなったと述懐される人は珍しくない。

 あるいは接種後に、却って微熱が一ヶ月以上続いたとか、接種した年は、却って体調を崩すなど、その弊害は意外にも枚挙に暇がない。

 インフルエンザや新型コロナにしても、ワクチン頼みにするよりも、自然免疫の向上を目指すべきで、手前みそながら、漢方による優れた方法があるのだが、それを実際に利用される人は、自費という壁が、人よっては高過ぎる場合もあるので、皆に推奨するには気が引ける。
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posted by ヒゲジジイ at 21:44| 山口 ☀| 風邪やインフルエンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月20日

さすがに葛根湯!

2009年11月20日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年11月20日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 葛根湯は、もっとも有名な漢方薬に違いない。

 有名な割には効果がないという人も多いが、葛根湯証を呈さない人に使ってもまったく無意味で無駄だから当然である。

 急性疾患では、ある一定時期のみ葛根湯証を呈することがあるので、その適切な時機を逃すと、もはや無効となる。時機を逃すと、むしろ服用しないほうがよいくらいだ。

 前置きがながく長くなったが、昨今の季節外れの暖かい日が続くと、体温調節に異常を来して、おりおりに風邪を引きそうになるが、これまでまったく葛根湯とは無縁だったのに、昨今はこれがしっかりフィットして、1回服用するだけで、根治する。

 実際に自分自身で葛根湯がフィットしたときの即効を味わうと、凄いものだと感心する。合成医薬品では味わえない、漢方薬特有の快感が味わえる。

 今月は2回、あやしい時があったが、いずれも葛根湯を1回服用しただけで、風邪気味の初期の寒気と咽喉のムズムズ感と、軽度の咳まですべて完治しているが、補助として板藍茶と金銀花のど飴も併用した。

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2009年11月20日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年11月20日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 
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2009年05月25日

新型インフルエンザの今後

     飛んでる雀たち
飛んでる雀たち posted by (C)ヒゲジジイ

 今回の豚インフルエンザは、幸いにもタミフルやリレンザが有効だというから、その点では今のこところ安心のようである。
 むしろ問題は、秋以降のウイルスが活発化しやすい季節になって、強毒性の新型鳥インフルエンザと出くわして強毒性に変異するなど、それでなくとも日々変異が生じているという観測もあるくらいだから、油断がならないのはむしろ今年の秋以降かもしれない。

 タミフルやリレンザに耐性が出来る可能性も十分に考えられるという点からも、今回の新型ウイルスは弱毒性だからといっても油断がならない面がある。

 昨今、漢方と漢方薬は風邪・流感(インフルエンザ)に本当に有効か? というブログのクリック数が異常に増えているのも時勢ゆえ当然であろうが、幸いにも直接的な問い合わせが僅少である。

 常連さんやお馴染みさんは中医漢方薬学ファンばかりだから、既に平素から風邪やインフルエンザ対策には怠りないからである。
 また、当方の薬局規模からいっても、新しい人をどんどん受け入れるほどのキャパシティが無いのだから、見ず知らずの人達から、一々問い合わせられてもありがた迷惑なのである。

 しかしながら、さすがに「おたくにマスクは置いてませんかっ?」というお問い合わせ電話には思わず笑ってしまった(苦笑。

     また飛んでるっ
また飛んでるっ posted by (C)ヒゲジジイ
posted by ヒゲジジイ at 01:42| 山口 ☔| 風邪やインフルエンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月14日

新型インフルエンザに備える漢方薬?

 どれだけの予防効果と治療効果が出るのか出ないのか不明だが、常連さんやお馴染みさんの一部の人達から、予防薬や常備薬などの問い合わせが次第に増えている。

 万一本当に新型インフルエンザが出現するに到った暁には、爆発的な感染力と強烈な毒性により、世界的に大変な事態が波及することが盛んに報道される昨今である。
 用心のよい人達の考えることは、とりわけ日頃から急性疾患にも想像以上の効果を経験された人達の一部の人達では、たとえ新型インフルエンザが流行しても、漢方薬で予防したり治療することが出来るのではないかと、淡い?期待をよせられている。

 新型インフルエンザばかりは、そうは問屋が卸さないかもしれないのだが、それでも予防して出来ないことはないかもしれない?

 例年に無く風邪薬関連の漢方薬を補充されるペースがやや速い昨今なのである。

posted by ヒゲジジイ at 00:43| 山口 ☔| 風邪やインフルエンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月12日

新型インフルエンザの脅威に対する覚悟

 あまり大きい声では言えないが、専門家の医師達の間でこそ相当に不安視されているのが、必ずやって来るであろうと言われる「新型インフルエンザ」の来襲である。

 鳥インフルエンザのウイルスが変異して人から人へ伝染する事態が生じるのは時間の問題であり、それは近い将来、避けられない事態であるとされている。
 期待通りにタミフルが有効に作用すればよいが、副作用の問題も不安視する一部の専門家の発言も無視できないし、現実に日本に上陸すれば3200万人が感染して64万人の死者が出るであろうと予測され、一説では200万人以上の死亡説も出されている。

 日本に上陸した場合に感染を防ぐ最も有効な手段が「篭城」であるとも言われる。とすると職場を放棄して山に篭って隠遁生活をするに限るのであろう。
 しかしながら、卑怯者と言われたくないので職場を放棄する訳にもゆかないのが辛いところである(苦笑)。

 急性熱性疾患にこそ能力を発揮する温病系の漢方処方類が大活躍する場も予測される。
 もしも自分が感染した場合は、手元の漢方薬類によってみずからを治療し、漢方薬類の有効性を証明しなければならない、という使命感を感じる部分も無いわけではない。

関連ブログ:新型インフルエンザが日本に上陸したら漢方薬で治せますか?
posted by ヒゲジジイ at 01:13| 山口 ☔| 風邪やインフルエンザ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする