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2008年06月04日

漢方薬による子宮内膜症の強烈な疼痛・生理痛の治り方

 子宮内膜症による強烈な生理痛であっても、超有名な漢方専門病院でも日本流であるためか、当帰芍薬散程度の煎じ薬であるから、十分な効果が出なくても仕方がないだろう。

 適切な漢方処方を組み合わせれば、一ヶ月もあれば半減することが多いのが中医漢方薬学派の特長である。
 子宮筋腫に重度の内膜症も伴って近隣の他臓器まで侵入するほどで癒着も激しく、生理痛のみならず、生理以外の日常でも常時腹痛が止まないので、病院から出されている強い鎮痛剤を常用されている。

 その鎮痛剤の常用でも効果が少ないので毎日が苦痛である。手術という手もあるが近隣の臓器との癒着もひどいのでかなり難航する手術となるため、医師も積極的に奨める気にもなれないそうである。

 このような重度の症状でも、10日毎に通ってもらって一ヶ月経つ頃には半減した。漢方薬を併用しはじめると、病院の鎮痛剤が前より効き目がよくなる。
 そして一ヶ月経つ頃には二日に一回の服用で済んで、疼痛にのたうつまわることが皆無となった。

 そのかわりに漢方薬は牛膝散製剤・猪苓湯・茵蔯蒿湯・田七末の四種類である。最低限この程度の併用がなければ、当帰芍薬散というレベルの方剤では太刀打ちできるものではないのである。

 漢方薬も体質と病状に応じて処方が決まるにしても、速効が得られるとは限らないが、ほぼ全例しばらく我慢すれば上記のように次第に楽になり、半年もしないうちに疼痛に悩むことがなくなるのである。
posted by ヒゲ薬剤師 at 00:01| 山口 ☔| 子宮内膜症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月16日

子宮内膜症やそれに伴うチョコレート嚢胞の相談や問い合わせが増えているが・・・

 チョコレートのう胞を伴わない内膜症による激しい生理痛は、多くの場合半年もあればかなり寛解し、一年もまじめに継続すればほとんど寛解してしまう疾患のように思われる。
 それほど漢方にとっては困難な病気とは思われない。

 チョコレートのう胞を伴うケースは、これまで35年間、寛解率は1例を除いてすべて成功しているように思うが、それには大きな理由がある。
 いずれのケースも一度は片方の手術を行なっており、今度は残っている方に出現したために、手術は懲り懲りだから漢方薬で一か八かやってほしいという要求に、相談者の気迫と此方の意気がピッタリ合っての成功のように思えてならない。

 但し、片方の手術歴のない初めてのケースでは、問い合わせは頻繁にあるものの、破裂したら怖いぞと医師からも周りからも忠告され、結局は手術を受けるのは当然にしても、猶予期間中に有名な漢方専門病院や薬局を歴訪していて当帰芍薬散レベルの基礎的な方剤しか出されてない。

 あるいは方剤に自由の効く有名薬局でも牛膝散製剤が出るのが関の山で、のう胞に対する配慮が足りないから、そちらには効果を示していない。

 当方では少なくとも三処方と+αで対処して来たのが成功の秘訣だったように思うが、先にも述べたように、いずれも片方の手術歴がある人たちばかりである。
 
 手術までの猶予期間だけでも服用させてもらえないかという遠方からの問い合わせが多いが、いずれも迷いの最中での及び腰のお問い合わであるから、すべてお断りしている。
 絶対に成功するという保障はないのだから、こちらも中途半端なお問い合わせでは引いてしまう。

 やはり二度目で切羽詰った状態に追い込まれないと、本気で直接やって来られる意気込みは出ないものであろう。

 ともあれ、現在、実際に子宮内膜症で当方の漢方薬を服用中の人はかなりおられるが、いずれの人も経過は良好であるから、もしかしたら内膜症は得意分野に入るのかもしれない。
posted by ヒゲ薬剤師 at 22:54| 山口 ☔| 子宮内膜症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする